公開:2018-04-06 更新:2018/12/06
2017年7月からスービックで語学留学している川です。
私は金沢で飲食店を経営しておりますが、2年前の北陸新幹線開通でこれまでにない外国人観光客が増えたことをきっかけに留学を決めました。というのも飲食店は単にお料理を出せばいいというものではなく、せっかく来て下さったお客様をお迎えする時に『会話』は最も重要だと思っているからです。
私はすでに社会人としてはベテランですので(笑)、単に語学留学だけですと時間が勿体ないと考え、インターンとして実際の現場で色んな経験ができると知りこちらに来ました。私は3か月の英語レッスン後(1日7時間)、スービックの中心街、フリーポートゾーンというゲートで守られている敷地内のホテルにインターンとして入りました。この地区内では3本の指に入る高級ホテルです。
仕事柄、日本でも海外でも評判の良いホテルやレストランを探して行くことが多いのですが、スービックのホテルに限って言うと、ホテルマンはフレンドリーで垢抜けてないところが逆にほっとする印象です。アメリカ人観光客やマニラからのフィリピン人客が多く、普段の喧騒から離れてのんびり感を楽しんでいるようです。以前アジア最大のアメリカ軍基地があった時のインフラが残っているため、どちらかというと街自体にフィリピンらしさはなく、アメリカの田舎街という雰囲気です。
余談ですがフィリピン人と一緒に働いてみて驚いたことは、彼らは歌うことが大好きで、仕事中も突然大声で歌いだす時があります。しかも自分の好きな曲の自分の好きなパートだけ(笑)。私も20代の頃ホテルスタッフを5年ほど経験しましたが、日本では考えられないことです。ですが、『ザ・フィリピン』だなと思うとこれはこれで楽しめます。
私がスービックで一番好きなのは夕焼けの時間帯です。夕方は海沿いで散歩する人も沢山見かけますが、私も週4~5回は散歩しています。この時間帯の私の一番のお気に入りスポットは、スービック一の老舗ホテルのプールサイドのバーです。ホテルの名前は、The Lighthouse Marina Resort Subic Bay。ホテルのシンボルマークである灯台の1階部分がバーになっており、ドリンクや軽食が楽しめます。
このホテルは海に面したロケーションですので、風が気持ちよく(なぜかここの潮風は匂いもなくべたべたしません)、特に週末は賑わって席はいっぱいです。 実はスービックでは山が邪魔して、実際に(日本海のように)海に太陽が入る瞬間は見えないのですが、その山の向こうから雲に太陽の色が移って毎日違う空の色が見られます。時間帯は季節にもよりますが、17時から19時がオススメです。
こちらのホテルのお値段は老舗ということあり他のホテルよりは高めの設定ですが(1泊6,000ペソ~サービス料別途)、泊まらなくてもプールサイドのバーで過ごすことは可能ですし、むしろスービックに来られた方には是非体験してほしいなと個人的には思います。お値段はビール2本飲んで一人250ペソほどです。ホテルは宿泊するだけでなく、バーやレストラン、また朝のビュッフェだけを利用して色んなバリエーションを楽しめるので私はとても好きです。
The Lighthouse Marina Resort Subic Bay ※1ペソ=2.06円(2018年4月6日現在)
この記事を書いた人
金沢生まれ、金沢育ち。地元ホテル、レストラン、お茶屋にてマネージャーを経験後、金沢で一番人気の茶屋街にて独立。地元の食材にこだわった和食レストランを経営している。昨年7月からスービックにて英語を勉強、ホテルでのインターンシップを経て、語学学校の運営をお手伝いしている。 |
インターンシップ
65,200円~(授業料+インターンシップ+滞在費)~
語学留学
55,600円~
親子留学
249,000円~
語学留学
1,250 US$~