HI!Yukiです。
前のブログから随分と経ってしまいました。みなさんお元気でしょうか?
私は去年、7月に日本に帰国してから、何をしていたのか・・・というと・・・
この、ニュージーランドの留学を舞台化しておりました!!!!
4つの語学学校から名前使用の許可を取り、それぞれの学校で学んだことを、実話に忠実にお芝居にしたよ。
物語は、帰国の1週間前、クイーンズタウンのケプラートラックの鍾乳洞で遭難したところから始まります(実話)
もう、帰れないと悟って、親友に遺書でも書くかと、携帯を開くと、ニュージーランドでの楽しい思い出が溢れてくる・・・
「たのしかったなぁ」
私は無事に、鍾乳洞から出て、またみんなに会えるのかしら?・・・的な話を書きました。
そんな舞台版「スタディー・イン・ニュージーランド」各学校で、何を学んだと書いたかご紹介。
Lesson1オークランド Worldwide School of English
[低いところで落ち合おう]
実は、アジア人ということで、ちょっとした差別を受けたりしました。
だから、初めは韓国人の女の子とばかり仲良くしていたのだけど、
全員参加のバーベキュー。
サウジアラビア人とのあまりの文化の違いに大苦戦!
ヨーロピアン、サウスアメリカンと一丸になって、対アラビックバーベキュー作戦を考えるうちに、結局みんなで仲良くなる・・・
という、実際に経験した、バーベキューの話。
人種ってグループ分けだ。
隣のクラスのやつらと仲が悪くても、他校の奴らが攻めてきたら、みんな仲間。
でも、関西人が攻めてきたら、みんな仲間。韓国人が攻めてきたら、みんな仲間。
アメリカ人が攻めてきたらみんな仲間。じゃぁ、羊が攻めてきたら?羊だって生き物だよ!キリがないよ!
みんなで、仲良くバーベキューするには、違うってことを理解しあわないといけない。
全部わかりあう必要なんてない。ちょっと低いところで落合わないと。
それって、日本人同士でも同じだよね?
Lesson2 マウンドマンガヌイ Mount Maunganui Language Centre
[言語が幼いと、心も幼児化!]
マウントマンガヌイでみんな下ネタで会話し続けた話を書きました。
言葉が子供レベルになっちゃうと、難しいこと話せないから、心も子供になちゃうんだよね。
私は18歳のスイス人の女の子に「彼氏いたことある?」って聞かれて、「何人かと付き合ったよ」って答えると、すごく驚かれる。
なぜなら、彼女は英語が上手く話せない私を妹扱いしていたから。
彼女の悩みを浜辺で聞きながら、これはとっても素敵な時間だなって思ったよ。
だって、10代の悩みを同じ感覚で話せることなんて、日本語では、もう、ないもの。
だけど、これを美しいと感じるのは私が30歳だからなのです。
「寿命が伸びてるって感じるんだけど、YUKIは大人だからわかる?」って50歳ブラジル人から聞かれたりしたよ。
語学留学は若いうちに・・・なんてーのは、英語だけの話。
語学留学での私の学びは、子供に戻ってピュアになって世界を眺めることができたことだよ。
Lesson3 ネルソン Nelson English Center
[あなたの大切なものは何?]
やー前もブログで書いたんだけど、先生がすごいんだよ。語学学校ってのは。
先生が、生徒に、sunshine wage(賃金以外にあなたの仕事から得られる贈り物のこと)の説明をした授業のシーンを書きました。
ニュージーランドの素晴らしい先生たちに出会って、私も、自分の仕事について、考えなおしたよ。
Lesson4 クイーンズタウン Southern Lakes English College
[私は兎も角、世界は美しい]
クイーンズタウン!自然が美しかったこの学校、この街で、私は兎に角、人に優しくされまくりました。
だいぶ英語が喋れるようになった私は、毎日ヒッチハイクで学校に登校。
帰りは、みんなに代わる代わる送ってもらえるし、
山に登山に行けば、山で必ず友達ができる。自然はすごく綺麗!!!最高!!
英語が話せるなら、もう、最強じゃん!!
なんか、もう、東京砂漠を生きて行くのつらいことがあったけど、
世界は、人は、確実に美しかったのだ、と、こころから学びました。
そう思えたなら、生きていけるよね?
こんなお芝居をしながら、ランナーズバッグに血糊を仕込んで、血を吐きつつ、途中マジックショーしつつ、羊の着ぐるみと歌いつつ、
史上初の(たぶん!)留学促進音楽劇にしたよ。
ニュージーランドでの留学体験は私の人生の中で、一番楽しかった思い出で、
そのことをお芝居にして、沢山のお客さんに知ってもらえたのは、とっても、素敵なことだった。
留学雑誌「Study in NEW ZEALAND」の名前をそのままお借りした、この作品を上演して、
私の留学は幕を閉じました。
だけどね、実は、全然終わりじゃなかったんだ。
そのことは、
コチラで!
SEE YOU SOON!!!