世界的に見て「水道水をそのまま飲んでも大丈夫な国」は非常に少ないと言われています。一説によると世界に15カ国しかないとか。
幸いなことに日本もニュージーランドもそのリストに入っていて、水道水を飲んでも大丈夫と一般的に言われています。でも、本当にニュージーランドで水道水を飲んでも大丈夫なのでしょうか?
一般的には水道水を飲んでも大丈夫
ニュージーランドでは、一般的に「水道水を飲んでも大丈夫」と言われています。
とは言え、日本でも地域ごとに水質の違いから水の味が違ったり、東京や大阪といった都市部の水道水は「飲んでも大丈夫だけど、あまり美味しくない」といったことがありますね。
それと同じことがニュージーランドでも言えます。
例えば僕が住んでいる街ウェリントンは蛇口から出たままの水を飲むことができます。
またワーキングホリデーで滞在していた街ロトルアや、オークランドからクイーンズタウンまで縦断旅行をしたときも、特にお腹を壊すことはありませんでした。
ちなみに上の写真はウェリントンの貯水湖の1つTe Maruaです。
ただし注意が必要な場合もある
「ニュージーランドの水道水は一般的に飲んでも大丈夫」なんですけど、街の中心から離れた家や、人口がものすごく少ない街で水を飲むときは注意が必要です。
というのも、そういった家のなかには水道局で水質管理された水が来ておらず、雨水を貯蔵して濾過しながら飲んでいる家や、湧き水・井戸水をそのまま飲んでいる家もあるからです。
気を付けなければいけないのは、家の人に「水を飲んでも大丈夫?」と聞くと、たいてい「大丈夫」と言われます。ところがその家に住んでいる人はずっと生まれたときからその水を飲んでいるのでお腹を壊さなくても、日本から来た人は初め慣れずにお腹を壊すことがあるかもしれません。
以前、僕が住み込み生活をしていた職場では、飲水はすべて湧き水(上の写真)を使っていました。この泉の水は自然保護区にあったため1年を通して、販売している水より美味しく、そして安全な水が湧き出ていました。
まとめと次回の予告
繰り返しになりますが、ニュージーランドの水道水は基本的にそのまま飲んでも大丈夫です。でも、もし不安な場合はいきなり蛇口から出た水をガブガブ飲まないで、コップの1/3から半分程度飲んでみて、半日くらい様子を見るようにしてみましょう。
もしくは短期の旅行の場合は、無理して水道水を飲まないで一回煮沸してから飲んだり、ペットボトルの水を買って飲むほうがいいのかもしれません。
次回はニュージーランド滞在中に便利な
GoogleマップをWi-Fiなしで使う方法を紹介します。この方法を知っていれば、店探しや道案内に困ることはなくなりますよ。お楽しみに!
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