ニュージーランドに留学やワーホリなどで長期滞在しながら、日本のdocomoやソフトバンク、auなどの通信会社の海外サービスを使っていると、ものすごく高い請求をされてしまうことがあります。
短期の旅行であれば、ホテルや街なかのWi-Fiを探して情報収集をしたり、レンタルのポケットWi-Fiを借りてスマホを使うこともできますが、長期滞在だとなかなかそうもいきませんね。
そこで今回は皆さんに、ニュージーランドの通信会社と契約して、スマホを使うために知っておきたい基礎知識を紹介します。
支払いはプリペイドがオススメ
ニュージーランドの主な通信会社は4つあります。
1.
Vodafone
2.
Spark
3.
2 Degrees
4.
Skinny mobile
これらの通信会社は主に2つの支払い方法を用意しています。1つは日本で一般的な通信会社と契約をして、毎月使った分を後払いするものです。これを「オンアカウント on account」といいます。
契約はショップにいって身分証明書を提出したり手続きがいろいろ必要です。
そしてもう1つは「プリペイド Prepaid」といって、事前に通信料にお金を払ってその分だけ通話やデータ通信を行えるようにするものです。
オンアカウントはニュージーランドに移住した人、しかも通話時間が長かったり、通信料がたくさん必要な人が使うプランで、留学やワーホリの人はプリペイドプランを使うのが一般的です。
プリペイドプランの場合、通信会社との契約もほとんどなく、SIMカードをショップやスーパーマーケットなどで買ってスマホの設定をして、料金を先払いするだけです。あとは有効期限が切れそうになるとお知らせが来るので、更に料金を支払って延長していくだけです。
契約時に身分証明書も必要ありません。
プリペイドの料金プランの例
プリペイドプランの例を見てみましょう。ニュージーランド最大手のVodafoneの場合、以下のようになっています。
毎月お金を前払いするプラン
まず1つ目は毎月お金を前払いするプランです。このプランは例えば19ドル払うと「750MBの通信、通話時間150分、Textというメッセージサービス無制限」を30日間使うことができます。またデータ量や通話時間を増減させると料金がその都度変わります。
また使いきれなかった通話時間やデータ通信は有効期限が切れる前に更新すると、翌月に持ち越されます。
使った分だけ支払うプラン
もう1つは使った分だけ支払うプランです。例えばデータ通信は1MBで20セント、通話は1分20セントです。例えば20ドル先にお金を払うと、データ通信だけの場合は20ドルで400MBのデータ通信をすることができます。
このプランは20ドル使い切るまでずっと使えるので、ほとんどスマホを使わない人はこっちのほうがお得なんですけど、「毎月お金を前払いするプラン」よりずっと割高ではあります。
SIMフリーのスマホが必要です
最後に1つ大切なことがあります。
海外の通信会社を使うためには、その通信会社のSIMカードをスマホに入れて使う必要があります。日本で販売されているスマホはそのSIMカードを差し替えられないものがあります。
詳しくは各通信会社のショップなどに行き、「このスマホで海外のSIMカード使えますか?」と聞いてみてください。使えない場合は、海外のSIMカードが使えるスマホを購入する必要があります。
プリペイド&毎月前払いがオススメ
説明を読むだけだと難しく感じてしまうかもしれませんが、単純にスマホの設定だけで使える前払い制のプリペイドプランでの契約にして、あとは毎月決まった料金を支払っていくだけなのですごくシンプルです。
どの通信会社が良いのか?などは住んでいる地域や使用用途によって変わってくるので、実際にニュージーランドに来て滞在先で周りの人に相談してみましょう。
次回は、季節が反対のニュージーランドは、もうすぐ冬に突入します。そんな
冬のウェリントンで生活する上で必須のものを幾つか紹介したいと思います。お楽しみに。
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