Hi!Yukiです。
遂に・・・遂に・・・Queenstownに着きました!!!!!
留学して9ヶ月・・・長かったような・・・短かったような・・・
月並みなことしか言えず、申し訳ないですが、プチ感動。
そして、旅行では、わざわざ行かずに取っておいたのが、この街、Queenstownなのでーす!!
ニュージーランドといえば、Queenstown!と言われるほど、綺麗で有名な場所ですが、
私は、ニュージーランドをだいたい見たつもりでいたので、
最後の街、ということだけを胸に、ピヤピヤやってきました。
Queenstown・・・
Queenstown・・・・・・
Queenstown!!!!!!!!!!!!!!!!!
すごい、自然、山、湖、大きい、綺麗!
今まで私は何を見てきたんだ・・・・他の街と全然違うじゃないか!!!!!!!!!
Queenstownは腰が抜けるほど自然が綺麗です。別格。
街から顔を上げると、360度美しすぎる自然がすぐそこに見れます。
尾根が・・・尾根が・・・ここはRPGの世界でしょうか・・・
「ロード・オブ・ザ・リング!!!」
と、思わず叫びたくなる、そんな街。
素敵な街、素敵な生活!
新しい寮は週に300ドル近く払うんだから(他の街のほぼ倍です)
嘸かし、綺麗でおしゃれなフラットなんだろう。いや、そうであるべきだ!
早く会いたい、素敵なフラットメイトたちに!!!
「こんな美しい場所で最後の留学生活がおくれるのね!」
期待がパンパンに膨らんだところで、寮に到着するのだが、
そうは問屋がおろさない・・・
「素敵なフラットとは、ここなのだろうか・・・」
うん・・・・・・
薄暗い建物の中を入ると、ハエがいっぱいで、「ぎゃ!」と叫ぶ。
ゴミが床に散乱、キッチンには沢山の洗われていない食器たち・・・
なんの冗談だ、Queenstownだぞ、と、気を取り直して、リビングルームへ。
生徒らしき人々が、ポルトガル語で大宴会。
恐る恐る、話しかけると、どうやらここで間違いなさそう。
張り紙のしてある部屋に入ると、3畳ほどの小さな部屋。
「まじか・・・」と、崩れ落ちる。
確かに、これも含めてRPGっぽい。
そうなのです、これから住む学校の寮は・・・素敵であるはずの学校の寮は・・・
大きい声で言えないことを、大きく言うと、
「汚ない!!!!!!!!!!」
説明しよう。
私の暮らすことになった寮は、学校の持っている4つの寮のうちの一つで、
Stanley Streetにあるもの。
学校から徒歩5分。シティーのど真ん中にある、超好立地の寮です。
一人部屋は3つほどあって、あとは2人部屋と3人部屋が何個か。(シェアルームはもっと安いみたいです)
掃除当番が決まっていたり、シーツやタオルを毎週、クリーニングに出せたり、
学校の寮なだけあって、様々なルールがある、安全な寮・・・
なわきゃない!
20歳そこそこの学生が10人以上集まれば、当然、綺麗に使うはずなんてないのです。
学生の天国だよ!
ここには12人ほどの同じ学校の生徒が住んでいて、
ほとんどがfromブラジル、コロンビア、アルゼンチン。そう、サウスアメリカン。
ラテン系のお国柄、何て言葉では括りたくない。
私だって日本人!なんて、枠で括られたくない。
「そんなの個人によるよ!」って言い返してきたのに、
ここへ来て、大きな挫折。あえて、言わせて欲しい。
「うるせえ!!!!!!!!!!!」
学校から5分の好立地の為、ここの寮は生徒の溜まり場になっているようでした。
楽しそう、汚い、馴染んだら楽しそう、でも汚い、たの・・・いや、汚い!!!!!
なんかずっと臭いので息を止めて、廊下を駆け抜ける。
なんてこった・・・
新しい学校、初日のトキメキなんてそっちのけで、
スタッフの方に寮の変更を申し込むと、
「他のフラットは満室。ホームステイは1時間以上離れている所しかなく、おすすめしない」とのこと。
バスもこの土地は片道7ドル。
自力でフラットを探す為に、毎晩、Queenstownのfor rentを見るけれど、シティーから近いものはほとんどなく・・・
そうか、そんなことも、ありえるのか・・・
ニュージーランドの留学生活で困ることの一つでもあります。
住む家。
思ってるよりも、田舎なのです。
ホームステイは学校から遠いし、
バスや電車なんて、そんなに本数がないので、車が必要です。
フラット、は学校が勧めるものが難しいなら、自分で探さなくてはなりません。
(マウントマンガヌイのホームステイも確かにバスで40分と遠かったのですが、
車を買っているクラスメイト達に乗せてもらっていました。)
そして、Queenstownはニュージーランドで一番物価の高い街。
いろんなものが、2倍近くします。
(ということで、この寮の家賃は妥当なのでした)
住む家に困る街としても有名です。
みんなジプシーのように、いい家を求めて彷徨い続けるそうです。
それでも、住みたい。だって・・・Queenstownだから。
嘘。やだ。ネルソンに帰りたい。
自然の綺麗さより、住居の綺麗さを求める。
大冒険と生活は別けるべし!
萎えに萎え、
どうでもよくなり、料理もせず、インスタントヌードルをすする。
ポルトガル語とスペイン語の宴を聞きながら部屋にこもり、毎晩お酒を沢山飲んで眠る。
悲しくて携帯の世界に逃げ込み、右の親指が腱鞘炎になる、というところまで、落ちてみました。
勉強どころではない、鉛筆持てないよ!!!!
Queenstownという綺麗な街のスラムに住む。
果たして、どうなる、この生活!!!!!!
わーーーーーーん
初めて言おう。
帰りたい、日本に。
See you….