公開:2017-06-30 更新:2019/02/20
フィリピン滞在最終日、土曜日なので学校は休み。取材アポもナシ。 降ってわいた自由な一日、何をして過ごそうと思っていたら、Baguio JICの日本人マネージャの光本孝さんと、A&J e-Edu DCのマーケティングディレクターの田島直人さんが、バギオの市内ツアーを企画してくださるとのこと。お二人とも、バギオが好き過ぎて、「バギオの魅力をできるだけ伝えてほしい」と休日を返上して案内役を買って出てくれたのです。大、大、大感謝です!
バギオのお洒落なカフェやクラブによく行くというお二人。それを聞いたとき、「こんな田舎にお洒落なカフェやクラブがあるの?」というのが正直な感想でした。なにせ、滞在中は毎朝、鶏の声で目覚めていたのですから。が…。
ごめんなさい! バギオをなめてました!!素敵なところ、いっぱいありました!! その一部をご紹介します!
市内ツアー、最初に訪れたのは、Camp John Heyという、米軍キャンプ跡地。広大な敷地の中に、四つ星ホテルのThe Manor他、高級ホテルが数件あるほか、レストラン、ショッピング・モール、ゴルフコース、キャンプが楽しめるフィールドや、乗馬体験ができるコースもあります。一日中過ごしても飽きない充実ぶりでした。
Baguio JICの光本孝さん(左)と、A&J e-Edu DCの田島直人さん(右)。
広大な敷地内で、キャンプを楽しむファミリーたち。
キャンプにはいってすぐのお店でホットドッグにかぶりつく2人。 フローズンヨーグルト、イチゴ&チョコパフェはあまり甘くなく、さっぱりとした味!
キャンプ内にある4つ星ホテル、The Manor。木造の外観が、山岳地のホテルらしい。
同じキャンプ内に、小規模ながらアウトレットモールが。
お洒落なイタリアンレストランも。
バギオで最も古くからあるスタバ。オールドスターバックスと呼ばれている。
キャンプ内のお店をひととおり冷やかしたあと、次の目的地へ向けてOutlook Driveという道を走ります。この道は、カフェロードと呼んでもいいほど、おしゃれなカフェが次々とできているらしいです。なかでもひときわ賑わっていたのがLemon & Olivesというギリシャ料理店。黄色とブルーの看板が目印です。
バギオで最も古くからあるスタバ。オールドスターバックスと呼ばれている。
次に訪れたのが、Mines View Park。名前から、鉱山跡地なんでしょうか。眺望がすばらしいことで知られる観光地だそうです。いろいろお店が出ていて散策するだけでも楽しい。でも、一番のお楽しみは、山岳民族のコスプレができることかも。お二人も迷うことなく衣装を身につけていました!
Mines View Park入口。ローカルな人々にとっても身近な観光地のようです。
山岳民族になりきっている2人。
眺望が美しい!
さて、お腹がすいてきたので、Mines View Park近くのお洒落なレストランに向かいます。名前を聞き忘れたのですが、レストランはこの建物の中にあります。
お料理は、見た目のオシャレ度、味ともにハイレベル。バギオにいることを忘れてしまいます!
次に訪れたのは、Mountain Maid Training Center。ここには、修道女たちによってつくられた、オーガニックなジャムやクッキーなどが「Good Shepherd」というブランド名で売られていて、お土産ものとしてはもちろん、地元の人たちにも人気で、レジ前には長蛇の列ができていました。
Mountain Maid Training Center。 ジャムやクッキー、コーヒー、ピーナツバターなどが売られていますが、一番人気は「ウベジャム」 という紫芋でできたジャムらしいです。が、私は紫芋はあまり好きではないので、 それ以外のものを購入…。話のタネに買っておくべきだったと反省しきりです…。
クッキーとイチゴジャムとコーヒーを買いました。
Mountain Maid Training Centerのすぐそばに小さなカフェがあり、そこのCivetCoffeeがおススメというので味見することに。CivetCoffeeとは、ジャコウネコがコーヒーの生豆を食べて消化されないまま排泄したフンからていねいに豆を取りだし、洗浄した後、コーヒー豆に加工したものらしく、とっても希少な飲み物だそうです。ちょっとクセの強い香りと味なので好みが分かれるかもしれませんが、ここのはそれほどキッツーイって感じではなく(お値段もお安いことから、ちょっと成分が薄いのかもしれません。普通はもっと高いらしい)おいしくいただきました!
フンからできてる、と聞くと「…」ですが、 希少な飲み物、と聞くと「ぜひいただかねば!」という気持ちに。
まだまだバギオには見どころがあるのですが、帰りのバスまであまり時間がない。ということで、坂を下ってシティまで。「バギオといえば山というイメージがあるけれど、シティこそみんなに紹介したいスポット」と光本さん。まずは、街の中心にある、Burnham Parkという公園に行きました。休日とあって、とってもにぎわっていました。中央には湖があり、ボートを楽しむ人も。 公園近くのハリソンロードでは、ナイトマーケットが楽しいそうです。また、地元産の民芸品や果物、野菜などが売られているシティ・マーケットもこの近くの見どころらしいのですが、時間がなくスキップ。
ローカルの人たちも、思い思いに休日を楽しんでいました。
公園を出て、メインストリート「セッション通り」を上っていきます。レストラン、カフェ、コンビニ、なんでもそろっているバギオ市きっての目抜き通りです。
これがセッション通り。お洒落なカフェなども多く、向い側に見えるのは最近できたばかりの 商業施設のようです。新しい情報には目がない田島さん、すぐにチェックに向かいます。
坂を登り切ったところにSMモール(日本で言えば、ららぽーととかイオンのような大型商業施設)が。 初日、ここのレストランで一人ごはんを食べたっけ…
坂の上から、さっきまで歩いてきたセッション通りを見下ろします。車の多いこと。 道路は常に渋滞しています。
さて、悲しいお別れが迫ってきました。SMモールを終点に、帰りのJOYBUSに乗るべく、ターミナルに向かいます。初日、あんなに怖くてびくびくしながら歩いたバス停界隈。今見ると全然怖くありません。昼間というのもありますが、この1週間で、すっかりフィリピン=怖い、という先入観が解けたからでしょう。バギオは本当に、安全で気持ちのいい街でした。光本さん、田島さんが愛してやまない気持ちが理解できました。
バギオに着いた初日の夜、あんなにびくびくした界隈ですが、昼間見ると、全然怖くなかった!!!
もとは舞台俳優だった田島さん(右)、カメラを向けるとこの表情。さすが! 光本さんは常に笑顔!
さて、本当にさようならです。お二人のおかげで、フィリピンの旅、最終日はとても楽しいものになりました。ありがとうございました!! またお会いしましょう!!!!
この記事を書いた人
香川県生まれ。京都精華大学美術学部洋画科卒。アパレル商社、企画会社、教育・IT系、編集プロダクション等で働いた後、出産を機に売り込みを経てフリーライターとなる。子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行う。編集を手がけたメイツ出版発行の『中学生の成績が上がる教科別ノートの取り方最強のポイント55』は、20刷りを超えるベストセラーとなっている。編集講座、ライター講座の講師も務める。3児の母。趣味はボルダリング、HIPHOPダンス、登山(ただし低山専門!)。 Official Website:ishiprox.com |
語学留学
67,000円~
語学留学
119,000円~
語学留学
450 US$~
語学留学
55,600円~