British Columbia・ブリティッシュコロンビア州

公開:2019-02-06 更新:2019/02/06

British Columbia
ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)は、カナダ最西端にあり、日本から最も近い州です。カナダの中で最も温暖で過ごしやすく、州最大の都市バンクーバーは英国・エコノミスト誌による「世界で最も住みやすい都市ランキング」では常に上位に位置しています。州都ビクトリアは英国植民地時代の面影を残す小都市。カフェでは、ゆったりアフタヌーンティーを楽しむ人たちも。欧風の美しい街並みは、世界各国からの留学生にも人気です。
BC州は州政府が厳しく教育の質を管理しているため、どこに行っても高いレベルの教育が受けられます。OECDが行う世界的な学力テストPISAでは、主要英語圏※1でカナダがトップ、中でもBC州の学力が総合的に一番高くなっています。BC州にはIB※2を持つ高校もあり、またサッカー、野球、音楽、ダンスなど特定の分野で高い教育が受けられる「アカデミー」と呼ばれるプログラムもあります。

(※1 アメリカ、UK、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ)(※2 IB=International Baccalaureate 国際バカロレア)

 

日本に最も近いカナダの西の玄関口。 内陸部の街にも注目!

バンクーバーのダウンタウンとその周辺には、いたるところに美しい水辺の風景が広がる(撮影/豊田美喜)

都市と自然が調和した 穏やかなシティライフ

ブリティッシュ・コロンビア(以下、BC)州は、太平洋に面したカナダ最西端の州。太平洋沿岸エリアは比較的温暖な気候で都市も多く、東部に足を延ばせば世界遺産のロッキー山脈が、さらに北部はアラスカに接する極寒の地と、エリアによって異なった魅力がある。   BC州最大の都市であるバンクーバーは、「世界で最も住みやすい街」に何度も選出されている人気のエリア。高層ビルの後ろに美しい山並みが連なり、一番近いスキー場へはダウンタウンから車で約30分など、都市の快適さと豊かな自然が共存する美しい街だ。日本からの旅行者や留学生などが多いこともあって、邦人向け情報誌やウェブサイトが充実し、アジア系のスーパーなどで日本の食材も簡単に手に入る。留学先としても人気が高く、BC州内の留学生のうち、約85%がバンクーバーエリアで学んでいる。   バンクーバーからフェリーで約1時間30分。BC州の州都・ビクトリアは、イギリス植民地時代の面影が色濃く残る街並みが印象的で、アフタヌーンティーやガーデニングといた英国の生活スタイルも健在。花や緑の美しさに恵まれていることから、「ガーデン・シティ」とも呼ばれている。バンクーバーのような高層ビル群もなく、どちらかというとこじんまりしたこの街は、「大都会の喧騒は避けたいけど、まったくの田舎暮らしも苦手」という人に好まれている。  

 

バンクーバー公立図書館は建物の斬新なデザインが目を引く。日本語のフリーペーパーも置かれている(撮影/豊田美喜)

 

 

ブッチャート・ガーデンは、ガーデン・シティの愛称を持つビクトリアを代表する観光スポット(写真提供/カナダ観光局)

 

内陸部の街にも目を向けて BC州の魅力を再発見!

BC州にはバンクーバーやビクトリア以外にも魅力的な街がたくさんある。 ワインの産地で有名なオカナガン地方に位置するケロウナは、カナダ屈指のリゾート地であり、カナダの人々にとって「リタイアしたら住みたい憧れの場所」だ。湖でのウォータースポーツやキャンプといったアウトドア体験はもちろん、湖畔の遊歩道をのんびり散策するのもおすすめ。バンクーバーに比べて雨が少なく、年間の日照時間は州内で最も長いなど、気候にたいへん恵まれているのもポイントだ。  

 

州北部の中心都市プリンス・ジョージは、街の周辺に何千ヘクタールもの大自然が広がっている。多彩なウィンタースポーツを体験でき、ハイキングでは野生動物に遭遇することもあるなど、カナダらしい雄大なアウトドアが楽しめる。 日本ではほぼ無名と言っても過言ではないケロウナとプリンス・ジョージだが、両都市ともに総合大学およびカレッジがあり、留学生を受け入れている。カナダの豊かな自然に抱かれながら、落ち着いて勉強するのもいいかも。  

 

一面のブドウ畑の向こうに湖が広がるケロウナの風景。カナダでも有数のリゾート地だ(写真提供/カナダ観光局)

 

 

キツラノはブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の学生にも人気のおしゃれなエリア。このすぐ先には広々としたビーチがある(撮影/豊田美喜)

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