世界の家【イタリア編】

公開:2019-02-06 更新:2019/02/06

レンガや石造りの家が多いヨーロッパでは、親から子の世代、あるいは孫の世代までと、修復を繰り返して同じ家に住んでいます。 なかには築200年近い家もあるそうです。
イギリスに続いて今回紹介する「世界の家」は、海外旅行先として人気の高いイタリアです。


日本では家よりもその土地に価値があるとされていますが、イタリアでは土地よりも家に価値があるとされていて、内装を凝るなど住みやすさを追求しているのも特徴です。 また家具も高級志向で何十年も大切に使われるそうです。


ではイタリアの家をより詳しく見てみましょう。 イタリアの家の象徴は、まず広い玄関ホールでしょう。 日本では考えられない広さのスペースで、その活用方法といえばお客様をお出迎え・お見送り、お客様のコートを預かったり、さらには食前酒とおつまみで歓談したりと社交の場としても用いられています。 そのため玄関ホールはとても華やかに飾っているお宅が多いようです。


また、独身女性の一人住まいとなれば、奥の間までお客様をお通しせずに接客できるスペースとしても活躍しています。


日本では、家は「プライベートな場所」という考え方ですが、イタリアでは「社交の場所」という考え方。 例えばホームパーティに招待された人は、主催者のお宅の中のどのお部屋へ行こうと自由なのです。 そのため、ホームパーティを主催するお宅は、どの部屋もきれいに片付けておかなくてはなりません。 そんなときに必要なのが収納スペース。 とても大きな収納スペースが完備されてあり、その中に生活用品や今は使用しないものなどを収納し、常に綺麗でお洒落な部屋を保っているのです。


ホームパーティーが行われ、家はみんなで楽しむというスタンスは陽気なイタリア人のイメージにピッタリだという印象ですね。
イタリアの住宅のように、収納スペースを駆使して常に綺麗でスタイリッシュな空間に暮らしてみたいものです。

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