フィリピン、ミンダナオ島ダバオへ行こう~【タリカッド島の訪問】

公開:2019-04-08 更新:2019/04/08

番外編として、今回の訪問の中で印象に残った出来事をいくつか紹介したいと思います。

タリカッド島の訪問

タリカッド島はダバオ市の南東の沖合に浮かぶ小さな島です。沖合にはサマル島と2つの島がありますが、サマル島に比べ観光地化されてなく、観光客も少なくのんびりした印象です。 ダバオ港からバンブーボートで約1.5時間の距離です。私が乗ったボートは、外国人もおらず、地元客でいっぱいでした。

 

ダバオの地図

 

タリカッド島はサマル島の西に浮かぶ周囲10Km程度の小さな島です。魚は少ないようですが、サンゴなどが見られるきれいなビーチや素晴らしい海を楽しめます。まだ、あまり知られていないせいか、主に地元の方の憩いの場になっているようでした。

 

ボートで渡ります

 

ボートはこんな感じ

 

島の船着き場

海は透き通り、砂浜は綺麗なホワイトサンド。よく観察すると細かい砕けた貝殻が敷き詰められていました。

 

白い砂浜のビーチ

フィリピンの美容師

フィリピンでは、おかまの方をよく見かけます。いわゆるニューハーフ。見かけるというより普通に生活しています。この国ではニューハーフの方たちが、ちゃんと市民権を得ているのでだれも特別扱いはしません。レストランを初め、デパート、市役所まであらゆるところで働いています。しかし、ニューハーフの職業と言えば美容師。私の宿泊先にもオーナーやメイドの髪を切りに流しの美容師が来ていました。仕事を終えたあと、興味津々の私は質問攻めにしました。いつから目覚めたの?恋人は?家事は得意?など。

 

オネェの美容師さん

因みに男性の散髪(私もした)は相場は50ペソ(120円)程度でした。

 

美容室の様子

 

コピー商品の氾濫

ご存知のように発展途上国は、先進国が開発、製造した商品のコピーが数多く陳列されています。ここフィリピンでも例外ではありません。政府も取り締まってはいるのですが…。

 

コピー商品の携帯

外見はサムソン、アップルのスマートフォンです。

上記は、サムソン、アップルのスマートフォンです。外見は、そっくりに作られたイミテーションです。安価ではありますが、中身はオリジナルと異なり粗悪な品質です。  

フィリピンのバレンタインデー

あまり気にも留めていなかったのですが、ちょうど滞在期間中の2月14日のバレンタインデーがありました。日本の習慣では、女性から男性に愛の告白。女性から何か(チョコレート等)を男性へプレゼントしますが、ここはフィリピンです。フィリピンでは、日本の逆。男性から女性へのプレゼントが一般的でした。ああ、また余計な出費。(泣。。。)しかし、また、フィリピーナの喜ぶ笑顔が見られれば、これもよいかと前向きに考えました。(注:フィリピン方式が世界的には一般的。) 店には多くの人が列をなしていました。私も並び、注文後に店員が1枚の紙を私の所に持ってきました。   私はこの紙には注文内容を書いて渡すシステムなのだと思い込んでしまいました。そのため、紙に“チョコレート・ケーキ 1個 500ペソ” と記入。しかし!実はこれ、ケーキの上にデコレートするメッセージででした。危なかった!!   10年来の友人のフィリピン家族の女性陣(この家族は 13人家族で女性陣半分。)へ、プレゼントをしました。 思いがけない贈り物に、たいへん喜んでもらえて、私も満足でした。

 

チョコレートケーキをプレゼント

 

帰路

約2週間の旅行を終え帰路につきました。今回の旅は、フィリピン南部に位置する“ミンダナオ島 ダバオ市”に限定するものでしたが、多くのことを体験することができました。地元住民の屈託のない笑顔。その人たちとの触れ合い。日本では、知りえないようなできごとばかりでした。ほとんどの旅程での使用言語は英語でしたが、今回出発前に勉強していったビザヤ語(フィリピン南部の言語)がたいへん役にたちました。 地元住人も見知らぬ外国人が、地元の言葉を勉強していると感じ、コミュニケーションの距離もあっという間に縮まりました。特に私の場合には、毎朝、その日に覚えたい単語をマジックペンで腕に書いていました。これも距離を縮めるツールとして、絶大な効果がありました。少なくとも、その国にお邪魔するにあたって、挨拶ぐらいは現地語でしたいものです。

 

フィリピンのイメージ

 

フィリピンのおばちゃん

 

忘れないように手に書きます

 

最後に

今回は、(株)トゥモロー様のはからいで貴重な体験をさせていただき感謝しています。当初の目的は、フィリピンに暮らす日本語を学習する人々の目的、及び日本での看護、介護職に関する興味の実態を見たい、と言うことで訪比しました。しかしながら、想像以上に受け入れの許可の取得が難しく、問い合わせをした4箇所の内、アポイントが取れた組織は1箇所のみでした。また訪問の際、説明や案内は懇切丁寧に対応していただけたが、一番望んでいた、生徒へのインタビューやアンケートの回収まで至らなかったのは残念でした。  

しかしながら 飛び込みで伺った日系人会の組織の皆さんや宿泊させて頂いた宿の皆さん、そして数多くの地元住人の皆さんの心温まるもてなしで新たな体験をさせてもらいました。これらは、私の人生の貴重な財産となると確信しています。  

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