公開:2019-04-10 更新:2019/04/10
Hidemiさんに続いて、Study in the Philippinesの創刊特別キャンペーンにご応募いただいた大川さんが2月7日~14日の日程で行かれた、ダバオでの様子をご紹介します。今回は、「準備編」と題して、目的地や訪問先、滞在先などの事前準備について教えてくれています。
今回は、頂いたセブパシフィック航空の無料チケットを利用し、フィリピンはミンダナオ島、ダバオ市へ訪問したいと思います。目的は、そこに戦前移住された多くの日系の方の現在の生活、また日本に対しての思いを、日本語教育を通じて知ることです。 今回の模様は、3編に分けてお話ししたいと思います。
・準備編 (出発前までの調査や検討事項などについて)
・ダバオ前半編(ダバオのスポットや訪問先の紹介、現地の生活などについて)
・ダバオ後半編(滞在を通して感じた事や、今回の経験を今後どういかしていくか)
フィリピン共和国は、建国されたのが1946年(最終的にアメリカから独立)で、それまでの間はポルトガル人に発見されスペインの統治が400年続きました。大小合わせて7000以上もの島からなるため、数多くの部族が存在し、言語もそれぞれ異ります。公用語としては、フィリピン語と英語が定められています。
目的地のダバオ市はフィリピン南部に位置し、日本から南西に約3,500㎞。今回のルート(全てセブパシッフィク航空)は、成田空港 ⇒セブ市に一泊し、⇒ダバオ市に向かう予定です。 フィリピン南部のミンダナオ島デル・スル州にあり、メトロ・マニラ、メトロ・セブに次ぐフィリピン第3位の都市です。面積は2,400km、人口は約153万人。
フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地。20世紀はじめには、日本人によるマニラ麻栽培の農園が多くありました。当時ダバオ市には、約2万人もの日本人が住み、東南アジア最大の日本人街もありました。現在でも多くの日系人が住むだけでなく、定年を迎えた日本人の移住先としても人気があります。 また、最近では現フィリピン大統領のドテルテ氏が長年市長を務めた地としても有名になりました。
前にも書きましたが、現在も本島には多くの日系人が暮らしています。すでにその日系人も2世、3世となり、時代の変遷とともに日本語をはじめ、日本文化・習慣などが忘れ去られてきています。 今回、多くの日系人が通う学校を訪れ、日本語の授業風景の視察や日本へ行くことを切望する若者とコミュニケーションを持つ機会を作り、手助けとして私自身何ができるか考えてみたいと思っています。
そもそもフィリピンは、多言語国家のため、共通語として英語が普及しています。しかし、現地の言葉が使えることのメリットは大きいと思うので、言語習得のために出発前、毎日2時間の猛特訓をしました。
訪問先については「日系人」や「日本語教育」と言うキーワードに絞り、調査を行い、ミンダナオ島には、いくつかの日本語教育を提供している教育機関、またはプライベートレベルで日本語を教えている学校があることが分かりました。そこで、出発前に学校を含めた機関5か所に連絡をしましたが、実際にアポイントが取れたのはフィリピン日系人会国際学校のミンダナオ国際大学のみでした。
フィリピンへの滞在は8日間を予定。そのうち、セブ市にトランジットでの2泊(往路・復路)が含まれるので、メインとなるダバオ市には6日間滞在する予定です。
今回の滞在の目的は、上で述べた通りなので、地元の情報を少しでも多く得るために以下の日本人宿にお世話になることにしました。 CASA MARIA このホテルは、フィリピン人経営者によって10年程前にオープンし、予約窓口は定年後に移り住んだ日本人の男性。従業員は、主にフィリピン人です。宿泊客はほとんどが日本人で、特に定年を迎えた年配の方が多く来られているようでした。
私の場合の海外渡航は、主に個人的な旅行及びビジネスです。今回の渡航はその中間にあたるため、持ち物も少しいつもと違っています。荷物はあまり多くないので50?系のバックパックを使うことにしました。
項 | 品名 | 備考 |
---|---|---|
1 | パスポート、渡航に必要な各チケット(ホテルのバウチャーを含む。) | ビザ不要(30日以内) |
2 | 背広、ネクタイ、靴等 一式 | 訪問のための衣類 |
3 | 短パン、Tシャツ、サンダル 一式 | 普段着として |
4 | 訪問のための土産 | (検討中) |
5 | 洗面具を含めた、生活のための一般グッツ | ある程度 現地購入 |
6 | 地図、ガイドブック、語学帳等の必要情報資料 | ダバオ中心の資料 |
7 | 携帯電話、PC、ITグッツ | SIMは前回の使用予定 |
8 | 費用(現金 円・$、クレジットカード等) |
以上が準備編ですが、予想よりも現地とのアポイントが取れないため具体的な計画が作れず、四苦八苦しているのが現状です。 まずは、準備を進めながら、また、現地へ足を運びながら、先の計画を一歩一歩立てていきたいと考えています。次回の前半編は、町の風景や地元の生活などの紹介を含め、報告したいと思います。
親子留学
249,000円~
語学留学
67,000円~
語学留学
58,200円~~
語学留学
119,000円~