日本では「オランダ」と呼ばれていますが、正式名称はネーデルランド王国(Kingdom of the Nederlands)。ヨーロッパの北西部、北海に面した国で、ドイツとベルギーと国境を接しています。オランダ語やオランダ人を表す時は「Dutch」と言います。また、歴史的にみると、鎖国が行われていた江戸時代でも、唯一交易が許された国として知られ、昔から日本とは友好的な関係を築いています。 「ネーデルラント」は、「低地の国」という意味で、なんと国土の1/4が海面より低く、オランダは、繰り返された干拓工事によってできたものです。そのため、海面より下にある都市では、風車を使って水を汲み上げるなどを施してきました。なかでも、19基の風車が立ち並ぶキンデルダイク・エルスハウトの風車群は1997年に世界文化遺産として登録されました。他にも水揚げポンプ場、干拓地などは世界遺産に登録されています。 世界の切り花市場の約8割がオランダからという園芸大国で、日本でもチューリップと言えばオランダが有名と広く知られています。一般家庭でも庭や窓辺には色とりどりの花が植えられ、見る人を楽しませています。 留学先としては、オランダはヨーロッパの中でも英語で授業が行われる大学多く、また英語圏の国よりも授業料や生活費が安いという点で、多くの留学生が学んでいます。 国土の面積:九州とほぼ同じ 首都:アムステルダム 言語:オランダ語(英語も広く理解されています)