香港はイギリスの統治を経て、1997年7月1日に中華人民共和国の特別行政区となりました。しかし、香港の憲法である基本法もと、行政権、立法権、司法権を含む高度の自治権を享受しています。
中国の南東端にあり、急速に発展する東アジアの中心にある香港は、面積は非常に小さいですが、ダイナミックで国際的な都市。高層ビル群など、都会的なイメージがありますが、香港の約4分の3が田園地帯で、都市部は全体の25パーセント以下にとどまります。
中国の伝統文化にイギリス植民地時代の影響、またハイテクな現代性や広東の活気が混ざり合っています。日本との交流も盛んで、華道や茶道、日本舞踊などの伝統文化の紹介や、日本語弁論大会の開催、日本語能力試験の実施などを行っています。また、国費留学生の受け入れや、スポーツの分野でもサッカー、ラグビー、柔道、相撲、合気道、アイスホッケーを中心にさまざまな交流があります。
参考:香港政府観光局、香港経済貿易代表部公式サイト、外務省ホームページ