公開:2018-12-19 更新:2019/07/01
ドイツへワーキングホリデーで行きたいと思った場合に役立つ情報をまとめました。大西洋に面しているので海と歴史ある街の景色を眺められる、そんなドイツのでワーホリ生活を楽しむために、ワーキングホリデービザ申請から空港での搭乗についてなど、出発までの流れをイメージして、渡航の不安が少しでも軽くなるように情報をまとめました。ぜひお役立てください!
ドイツは基本的に、英語とドイツ語どちらも話せる人が多く、英語と英語以外の言語を学びたい方にはおすすめです。1年も住めば、基本的なドイツ語、英語は話せるようになるかもしれませんね。
ドイツ人は皆フレンドリーなので、現地の友人を作る難易度が比較的低い国です。都会に行けば日本人とドイツ人のコミュニティなどもあるようで、海外にいながら時には日本人と日本語で話せるなど、安心した環境です。
ドイツは他の国に比べると物価が安く、日本の物価事情と大して変わらないことが挙げられます。家賃に関してはフラットシェアの場合だと4.5万円~6万円ほどです。食品の値段も日本とさほど変わりません。
ドイツのワーキングホリデー・ビザは、就学や就労期間に制限がありません。そのため、自分に合ったプランを計画することができます。また、発給人数の制限もないので、他の国では抽選など実施される場合もありますが、人数の上限を気にする必要がないのが魅力です。
ドイツはスイス、オーストリア、チェコ、ポーランド、デンマーク、オランダ、ベルギー、フランスと、たくさんのヨーロッパ諸国と隣合わせです。休日にドイツ国内だけではなく、隣接する諸国への旅行も可能なのも魅力の一つです。
ドイツは欧米の中でも特に経済力の高い国で、GDP(国内総生産)の高さは日本に次いで世界第4位。文化の分野では、クラシック音楽の本場であることが知られています。また、スポーツ分野でも力を発揮し2014年に開催されたワールドカップで優勝した経験もある国です。また、食文化も魅力的で、ソーセージやビールが代名詞のように扱われています。
ソーセージ料理の中でも「ニュルンベルクソーセージ」や「フラムクーヘン」「シュパンヘルケル」という料理は多くの人に一度は食べてほしい料理として名前が挙げられます。 自然豊かな国でもあり、大小多くの国立公園や、植物園が存在し自然の中でゆったりした時間を過ごすこともできます。有名なベルリンの壁では、さまざまなアーティストの壁画を楽しむことができます。
歴史と芸術の街:ベルリン
住みやすい街:ミュンヘン
水と緑の都市:ハンブルク
ワーキングホリデービザ
・18~30歳まで
・扶養家族の同伴はできない
・十分な滞在資金を有する
ワーキングホリデービザ申請時には長期滞在ビザの申請も同時に行います。
世界各国のドイツ大使館や領事館で申請できるが、申請を受け付けていないところもあるため、 必ず確認が必要です。
ワーキングホリデーに興味を持ち、ドイツへ行きたいと思った場合、いつどんな手続きを始めておくべきなのでしょうか。
希望する留学スタイルによって準備期間は異なります。しかし、やることは基本的に同じ。いつからその準備をはじめたらよいのでしょう?自分が行きたいと思っている時に出発できるように、今すぐチェックしておきましょう!
ビザ申請料:無料
往復渡航費:19万円
保険料:25万円(年間)
語学学校の費用:24万円(3カ月)
宿泊費/生活費:156万(12カ月)
※アルバイト(収入:64万円(8カ月)
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出費合計:約160万円
※費用は概算です ※最低でも25万円の資金証明の提出や、歯科や妊娠にも対応した医療保険への加入が義務付けられています。
※ドイツ入国には、歯科や妊娠にも対応した医療保険への加入が義務付けられているます。
参考:ドイツ連邦共和国大使館・総領事館
ドイツに出発の日をいよいよ迎えます!チケット、パスポート、ビザなどの準備は大丈夫ですね?きっと期待と不安でいっぱいだと思います。
日本の空港を出発するのに問題はないはずです。では、ドイツの空港または経由地に到着してからどのような手順で入国手続きをするのでしょうか。空港に到着したらすでに日本語は通じない可能性が高いですよね。不安を少しでも減らすため、出国・入国の手順を把握しておきましょう!
ドイツに到着したらいよいよワーホリ生活がはじまります。充実して安全な毎日が送れるよう、手続しておくべきことがあります。面倒だからと思わずにぜひ行いましょう。
1. 中世の街並みが残るバッハラッハ。観光船が行き交うライン川沿いは、美しい街が多い。
2. 中世に迷い込んだようなハイデルベルクの旧市街。 通りの奥に見えるのは17世紀のルネッサンス様式の建物を利用したホテル。
3. ヨーロッパは鉄道が充実しているので、国内旅行だけでなく国際列車で他の国へも気軽に行ける。鉄道の旅を満喫しよう。
ワーキングホリデービザの年間発給数が決められている国が多いなかで、定員を設けていないドイツは、ヨーロッパに住んでみたい人にとって穴場といえそうです。またヨーロッパ中部に位置するドイツは、いろんな国を旅行したいという人にもオススメ。
デンマーク、ポ ーランド、オーストリア、スイス、フランス、オランダなど複数の国と国境が接しており、ドイツを拠点にすれば気軽に旅行が楽しめます。参加資格は18歳から30歳までですが、ドイツの場合は30歳の誕生日当日までにビザの申請をしなくてはいけないので注意が必要です。また、歯の治療や妊娠時にも適用されるドイツの保険への加入が義務づけられているのも特徴です。
滞在中の仕事については、労働日数が合計90日間と限られているため、渡航前に資金を十分用意しておく必要があります。また、旅行なら英語だけでも問題ありませんが、仕事や生活をするうえでドイツ語は必須です。大都市には日本食レストランもありますが、お客さんの多くはドイツ人なので、ドイツ語がまったくできない状態では皿洗いなどの重労働が。多くなります。しかし、クリスマスシーズンのデパートの包装係や見本市で日本を紹介するブースでのアルバイトなどを見つけてがんばっている人もいます。いずれにしても、ドイツ語はできたほうが有利でしょう。
最初の2〜3カ月は語学学校に通う人が多いですが、渡航前にできるだけ勉強しておくのがベター。ヨーロッパ経済の中心といわれる一方で、心豊かな暮らしがあるドイツ。環境問題への取り組みも日本より進んでおり、暮らしてみることで考えさせられることも多いはずです。また、ドイツ人は勤勉で好奇心旺盛、旅行好きなことから、ヨーロッパ人のなかでは日本人に近いと言われています。面倒見がよく、滞在に孤独感を味わわずにすむというから、住み心地もよさそうですね。
1. 陶器製でフタのついたビアジョッキ。
2. 仕掛け時計が有名なミュンヘンの市庁舎。古い建物がいまも現役で使われているのがヨーロッパの魅力だ。
3. 国旗が描かれた熊のオブジェ。国際平和を願い、ドイツの首都ベルリンから始まったアートイベント「ユナイテッド バディ ベアーズ」によるもの。
ドイツといえばビール。世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」は、ミュンヘンの伝統的なイベント。広大な敷地に巨大なテントが立ち並びます。
1. 中世の建造物が残る街がある一方で、大都市には現代的なビルも多い。写真はフランクフルトのカフェ。
2. ドイツは各地で地ビールが作られている。カフェやレストランでは有名メーカーのものより、地ビールに挑戦!
3. 国際的な交流も、海外で暮らす楽しみのひとつ。ドイツ人はもちろん、語学学校で知り合った他の国の人々とも積極的に交流したい。
取材・文/豊田美喜 協力・写真提供/社団法人日本ワーキング・ホリデー協会、ドイツ観光局
法人日本ワーキング・ホリデー協会、ドイツ観光局
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