公開:2019-06-07 更新:2019/06/10
海外インターンシップというと、先進国で社会人経験を学ぶというイメージではないでしょうか。しかし、社会で通用する精神力を鍛えてくれるのは先進国だけとは限りません。また、南アジアでも英語が通じる国はあります。スリランカがその一つです。ここではスリランカでインターンシップをすることについてまとめてご紹介します。
医療:現地の病院や診療所を回りながら、実践的な経験を積みます。
医療設備が整っていない場所などでの診療も経験できるでしょう。 また、一般医療だけでなく、伝統医療のアーユルヴェーダを学べる機会もあります。本場で学べる貴重な経験となるでしょう。
レストラン、ホテルでのおもてなし・接客業務
ヨーロッパ諸国から毎年多くの観光客が訪れるスリランカでは、カジュアルレストラン、高級レストラン、ホテルなどが増え、インターンシップ先としての受け入れが増えています。
ビジネス:現地企業でマーケティングや広報、会計などの職業経験
スリランカ最大の都市コロンボでビジネスを実践的に学びます。
各インターンシップ斡旋会社が様々なインターンシッププログラムを提供していますので、最新の情報は各社に問合せてみて下さい。
スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語です。シンハラ人がシンハラ語を、タミル人がタミル語を使いますが、お互いの連結語(共通語)として英語が使われています。そのため、インターンシップでは英語を使いコミュニケションをはかります。
日本にいるうちから英語力をアップさせておくことで、インターンシップをスムーズに始められるでしょう。
参加するインターンシップによって滞在先はさまざまですが、多くの場合はインターンシップ先の企業が用意してくれます。例えばホテルでインターンシップを行う場合は、ホテルの一室が滞在場所になったり、ホテルが所有する社員寮に滞在したりします。
はじめにしっかりと確認しておかなければ、滞在先を自分で探し、費用を負担しなければいけなくなります。ホテル滞在にする場合は、そのホテルのグレードによって金額は大きく変わってきます。安くすまそうとすると、温水が出なかったりエアコンがなかったりしますので気をつけましょう。
日本と比べ、物価は圧倒的に安いので滞在中の生活費は少なく抑えられるでしょう。ただし、水道水には気を付ける必要があります。お腹を壊す可能性が非常に高いので決して飲まないようにしましょう。外国人向けのレストランで飲食をしても1000円程度でしょう。
往復航空券:コロンボ⇔日本往復 約7万円
滞在費+生活費+交通費などはプログラムによります。
海外旅行保険代約6000円
ビザ代30ドル(約3300円)
スリランカでインターンシップをする際にはビジネスビザの取得が必要になります。一か月以内の滞在の場合は、オンラインで申請ができます。
・パスポート
・クレジットカード
・現地の滞在先
を準備しておきましょう。
サイトにアクセスし、申請する際に「Purpose of Visit」の欄では「SHORT TERM TRAINING」を選択します。また、入国する際にインターンシップ先からの手紙があるとスムーズなので、受け入れ企業にもらっておくとよいでしょう。
インターンシップには有給、無給がありますが、職業体験の場合にはほぼ無給です。有給かどうかは企業によって異なります。明記されていない場合には、交通費や滞在費の補助があるかも合わせて確認するとよいでしょう。
紅茶の大生産国であるスリランカですが、実はヨーロッパの人には人気の観光地となっています。そのためレストランやホテルなどが受け入れ先の場合には、英語を使っての接客でホスピタリティと英語の両方を学べます。日常生活でも、連結語として使われている英語は現地の人たちとコミュニケーションをとる際にも使えます。
英語圏ではないですが英語が身につき、さらに物価が非常に安いので長期滞在をする場合にも安心のスリランカでぜひインターンシップをしてみましょう!
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