公開:2018-01-23 更新:2018/12/04
西ヨーロッパのフランスとオランダに挟まれた小さな国、ベルギーのブリュッセルに向かいます。ブリュッセル国際空港に降り立って電車で約30分、ブリュッセル中央駅に到着です。ちなみにブリュッセルには中央駅以外にブリュッセル北駅とブリュッセル南駅があるので要注意です。メインはブリュッセル中央駅になります。
べルギーという国は日本の九州ほどの大きさで、3つの公用語を要する多文化の国です。ベルギーの中央にある都市ブリュッセルを中心に、北部がオランダ語、南部がフランス語、ドイツとの国境付近では一部ドイツ語が使われます。ブリュッセルではオランダ語、フランス語が公用語となっており、英語ももちろん通じますが、基本フランス語がメインみたいです。
通貨はもちろんユーロです。と言うのもベルギーの首都であるブリュッセルには欧州各国が加盟しているEUの本部があるんです。つまりブリュッセルはEUの首都でもあるという訳ですね。更にベルギーはNATOの本部などの国際機関組織が集中しているので欧州の各国から来ている駐在員が多く暮らしています。もちろんヨーロッパ人だけでなく昔ベルギーの植民地だったアフリカ諸国、トルコ、パキスタンなどからの移住者も増えているようです。ですので、ブリュッセルは国際色豊かで多文化なんですね。確かに道を歩いていて、色々な国籍の方々とすれ違います。
このブリュッセルという街は世界遺産にも登録されており「小さなパリ」と呼ばれている美しい街です。特にブリュッセルのメインシンボルと言える大広間、グラン・プラスの石畳とそれを取り囲む建物がとっても美しいです。
このグラン・プラスは「世界で最も美しい広場」のひとつに数えられています。そして、このグラン・プラスの見所はやはり夜です。何と言っても夜のライトアップが幻想的で素晴らしいです。
いや~、この美しさはカメラには収まり切れません。昼も良いですが、夜の方が一段と美しさを増しますね。ヨーロッパの文化とその美しさを感じます。 そして、グラン・プラスの近くにあるのが世界的に有名な「小便小僧」の像です。
この時は何故か小便小僧に武道着が着させられていました。クリスマス時期にはサンタの服が着させられたりするそうです。ちなみにその後、数時間後に通った際には脱がされていましたね。季節によっていろいろなバージョンが見れるので多くの観光客で賑わっていました。
さて、続いて食ですが、まずはベルギーと言えばワッフルが有名ですが、実はベルギーにはワッフルが2種類あるらしいのです。「ブリュッセルワッフル(Brussels Waffle)」と「リエージュワッフル(Liege Waffle)」の2種類なのですが、我々がよく知っているのはリエージュワッフルの方で、ブリュッセルワッフルは長方形の形でサクサクしており生地に甘さはなく、フォークとナイフを使って食べるので持ち歩きするものではないらしいです。
そもそもワッフルの語源はオランダ語の「ミツバチの巣」からきていて、あの独特の形状の鉄板で生地を挟むことによって生地の中まで火が通りやすくなるそうです。この生地の中に火が通りやすくする工夫と出来栄えがミツバチの巣のように見えることからワッフルと名が付いたみたいです。 街中には色々なタイプのワッフル屋が並んでいるのですが、基本このプレーンワッフルにアイスクリームやフルーツをお好みでトッピングして頂きます。生地の美味しさがお店によって違うのでこれは食べ比べが必要ですね。 最後にもう1つ有名なのがムール貝です。ベルギーの代表的な郷土料理です。
ムール・フリットと呼ばれ、オーダーすると1kgのバケツに入った蒸したムール貝とフライドポテトがセットで運ばれてきます。正直他のオーダーをする必要がないくらいどっさり入っています。このまろやかなスープと一緒にムール貝を頂くのが最高です。これだけたくさんのムール貝を蒸すのでスープにメチャクチャ良い出汁が出ています。これもベルギーに来たら是非食べたい一品ですね。色々なレストランが並んでいますが、多くのお店で扱っているのですぐに見つかると思います。
ブリュッセルも小さな街ではあるのですが、色々な文化が垣間見れる素敵な街ですので、フランスやオランダ、ドイツに向かう際にちょっと寄ってみると面白いと思います。 さて、では次はハンガリーのブタペストに向かいたいと思います。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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