公開:2017-08-02 更新:2018/12/05
いよいよ東海岸を離れて一路西海岸のバンクーバーを目指します。ちなみにトロントからバンクーバーへ移動するには、鉄道やバスなどの手段もありますが、日数が一週間以上かかってしまいますので、やはりここは空路を利用します。
トロントからバンクーバーまで約5時間のフライトです。なお、トロントのオンタリオ州とバンクーバーのブリティッシュコロンビア州とでは、同国内で3時間の時差があるので、その点もお忘れなく!
っと言うことでトロント・ピアソン国際空港からLCCであるウェストジェット航空で移動します。
カナダの航空会社ですとエアカナダが有名ですが、国内線ですとLCCであるウェストジェット航空の方が安いことが多いです。トロント・バンクーバー便はかなり本数も多いので、非常に使える航空会社ですね。
バンクーバーは、ブリティッシュコロンビア州南西部に位置する都市です。民族や言語がとにかく多様で、人口のおよそ半分は第一言語がカナダの公用語である英語ではありません。林業が最大の産業で、その次に自然に囲まれた都市として知られていることから観光業が盛んな都市です。それ以外にもメトロバンクーバー港における貿易、バーナビー市に拠点を置く主要な各映画製作会社における映画産業、そして2010年冬季オリンピック開催としても有名です。
また、バンクーバーは世界中の都市で住みやすい街として、いつも注目を浴びている街でもあります。2016年には、世界で最も住みやすい都市ランキングTOP10にバンクーバーが堂々の第3位にランクイン。毎年必ずと言ってよいほど上位ランクに入っている都市です。ちなみにこの時の1位はオーストラリア・メルボルン、2位がオーストリア・ウィーンでした。また、このランクに入っている北米の他の都市ですと、TOP10に入ったのは4位のトロント、5位のカルガリーだけです。アメリカの都市はどこもこのランクに入っていませんので、バンクーバーが北米で最も住みやすい都市であるということにもなりますね。更に更に、2016年世界ベストエアポートにおいて、北米部門でバンクーバー空港が1位に選ばれました。7年連続だそうです。まあ色々なデータを取ってきてもバンクーバーがいかに住みやすい街かを象徴していますね。
その理由の1つにやはり大自然が挙げられるのではないかと思いますが、まずはスタンレー・パーク。
バンクーバーのダウンタウンの西にある大きな公園です。公園内には深い森に覆われた湖や川があり、林を縫うように遊歩道が造られています。散歩・サイクリングをしていると野鳥やリス、アライグマなどの野生動物と遭遇することができ、自然がそのまま残っている場所です。また、人気の理由は施設の充実度です。カフェ、レストラン、ビーチ、テニスコート、ゴルフなどなど無料と有料のもの両方ありますが、有料のものでも安価で楽しめるものばかりです。
続いて、イングリッシュベイ・ビーチ。
ダウンタウンの西側のビーチ・アベニュー(Beach Ave)沿いにあるビーチです。ここはスタンレー・パークやダウンタウンからも近く、一面にビーチが広がっていて、夏には浜辺で日焼けをしていたり、読書していたり、サイクリング、スケボー、ジョギング、バレーなど余暇を楽しむ人々であふれます。観光客だけでなく地元民が楽しんでいるビーチです。
更に、キツラノ・ビーチ。
ダウンタウンから海を挟んでちょうど反対側にあるビーチです。ダウンタウンからバスで約20分です。ここからスタンレー・パークやイングリッシュベイ、ダウンタウンを一望できる展望スポットとして人気です。特に夕暮れのサンセットは本当に綺麗で、最高の景色を楽しめる人気のビーチです。
更に更に、とってもお洒落なイエールタウン。
バンクーバー万博の開催跡地の倉庫街が改装されてできた街で、お洒落なショップ、レストラン、カフェが立ち並ぶ素敵なエリアです。特に近くにある入江をはさんだ散歩道は、眺めが最高で早朝や夕暮れ時のウォーキングやジョギングにぴったりの場所です。
最後に歴史を感じる場所、バンクーバー発祥の地、ガスタウン。
ウォーターフロント・ステーションから歩いてすぐのアンティーク調な雰囲気のエリアです。もともと倉庫街だった場所であり、バンクーバー発祥の地と呼ばれていて、蒸気時計がガスタウンのシンボルです。開拓当時の様子が垣間見れるレトロな街並みです。
というように大都市とは違い、自然を愛し余暇を重んじる空間が人々に愛されている街という印象でしょうか。この街に来てこの街を知るとみんな住みたい!っという理由がわかります。基本、現地人の方も親切でフレンドリーなので、安心して暮らせる街ですね。
ちなみにバンクーバーの交通網ですが、バス、Canada Line(電車)、SkyTrain(電車)、SeaBus(フェリー)があり、エリアに寄るゾーン制となっています。各ゾーンに寄って値段が変わるのですが、最近新たに「Compass Card(コンパスカード)」という電子カードが導入されました。
日本のSUICAやPASMOみたいなもので以前よりも便利になった模様です。同じゾーン内であれば90分間乗り放題なので、移動においても交通機関を利用すれば非常に便利です。
では、次はバンクーバーから近くにあるスキーリゾート、ウィスラーに行ってみたいと思います。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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