公開:2018-06-18 更新:2019/06/06
ヨーロッパやアメリカなど、お弁当といえば「サンドイッチ」という国がたくさんあります。 でもサンドイッチと一言でいっても国によってさまざま。
今回は、各国のサンドイッチについて詳しくみてみましょう。
正統派サンド サンドイッチは日本のおにぎりに相当し、今ではいろんな国のサンドイッチが店頭に並んでいます。 イギリスで上流階級が食していたサンドイッチはキューカンバー・サンドイッチと呼ばれ、パンにバターを塗り、きゅうりをはさむだけ。 しかし、時間が経つと水分が出て水っぽくなるので出来立てをすぐに食べるのがベストです。
バゲットサンド 細長いバゲットに、ハム、ツナ、チーズをはさみます。 昔はバゲットが主流でしたが、現在では食パンのサンドイッチもあるそうです。 その場合日本のように、パンの耳をきるのではなく、耳付きのままサンドイッチにします。
シンプルサンド 普段の食事もシンプルで、サンドイッチももちろんシンプル。 ハムだけ、チーズだけと一品の具をはさむのが定番。 ちょっぴり寂しい気もしますが、パンの種類が豊富なので問題ナシ! 自分の食べる分は自分で作るのが普通で、男性も自分でサンドイッチを作ります。
固めのパンが主流 ハーファーブロートサンド オートミールの麦がまぶしてあるパンにバター、ハムと野菜をたっぷりはさむ。 お好みで生ハムや、サラミ、骨なしフライドチキンをいれてもOK!調味料はかけずに素材のまま。 ロッゲンフォルコンブロートサンド、ロッゲンブロートサンド ライ麦100%のパンにクリームチーズと蜂蜜をたっぷり塗ったサンドで、ドイツ人の多くが親しんでいます。 お腹持ちもよいので、朝やピクニックに食べることが多いそうです。 ロッゲンブロートサンドは、スモークサーモンを挟んでもおいしい。
ボカディージョ バゲットを二つに切って生ハム、ソーセージなどの肉やチーズなどを挟むシンプルなサンド。 野菜は入れず、子どものおやつにチョコを挟むこともあります。
パニーニ チャバタやロゼッタという少し固いパンに生ハムや仔牛のカツレツ、チキンカツなどの肉系からルッコラやトマトなどの野菜系、モッツァレラチーズなどお好みでサンド。 水っぽくならないように、調味料はかけず素材そのものの味で。
一枚のパンの上に具をのせるオープンサンド。 麦パンの上にブラウンチーズ(ノルウェー独特の甘いチーズ)やハム、サラミ、きゅうりなどをのせる。 塩、こしょうを使わず、素材を楽しむ一品となっています。
ターメイヤサンド アエーシと呼ばれる円形のパンに野菜のゴマペーストと空豆で作ったコロッケをサンドしたもの。 エジプトではメジャーな食べ物。小腹が空いたときにも大活躍。 野菜がたっぷり取れるので、朝ごはんや忙しいサラリーマンのランチに抜群です。
ピーナッツバター&ジェリー サンドイッチの種類は豊富で、ツナ、ベーコン、レタス、トマトをはさんだり、ハムとチーズをはさんだものなどさまざまですが、アメリカ人の子どもの定番は、食パンにピーナッツバターとジェリー(ジャム)のサンドイッチ。 ピーナッツ&ジェリーデイという日があるほど、好きな人にはたまらいないサンドです。 またアメリカのある医者が「ピーナッツのスプレッドが身体にいい」と言ったことをキッカケに、ピーナッツバターサンドを子どもがよく食べるようになったようです。
以上が主な国のサンドイッチのあれこれです。 お弁当の場合はサンドイッチの他に、サイドメニューとしてどの国も共通しているのが、リンゴやバナナ、クラッカー、ポテトチップです。 そして、冬には飲み物のジュースをスープに変えてお弁当の時間を楽しんでいます。
またサンドイッチには調味料を使わない国がほとんどで、素材をあじわうのが多いようです。 また、サンドイッチを包む紙は、ワックスペーパーや、ランチパック(チャックがついたビニル袋)など、デザインも柄も様々。 包むだけでもワクワクして、お洒落なランチへと大変身。 ランチが待ち遠しくて仕方がないですね!
参考文献:世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55 服部直美 情報センター出版局
この記事を書いた人
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