ワイン・インターン生のNZ通信 vol.5

公開:2017-08-17 更新:2018/07/19

Auckland Food Show ~ニュージーランドワイン編~


皆さんこんにちは!有泉歩美です。

 

さて今回は、7月27-30日の4日間にかけて開催された「Auckland Food Show 2017」の様子をレポートします!

 
Auckland Food Show

 

これはオークランド最大級の“食”のイベントで、ニュージーランド産の製品だけにとどまらず、世界各国からの食べ物やワイン、ビール、コーヒー、アイス、調理器具…などなど、”食”に関するありとあらゆるものが一堂に会します!なんとそのブース数は300以上!

 
Auckland Food Show 賑わう会場内
平日にも関わらず大賑わいの会場内

今回はこのイベントの様子を『ニュージーランドワイン編』『わたしの注目商品編』と2回に分けてお届けしたいと思います。

 

1週目の今回は『ニュージーランドワイン編』!
今回のイベントでは、どんなワインを楽しめたのか、どんな雰囲気だったのか、その様子を少しでもお伝えできたらと思います。

 

未だにドキドキ!ワインテイスティング


 

今回のイベントでは、ワイン出店数は約13件。
その中から、「Gibbston Valley Wines」「Mount Riley Wines」の2つのワイナリーでテイスティング(試飲)をしました。

 

実はニュージーランドに来てから、こういったワインのテイスティングができるイベントに参加させてもらったのはこれが2回目。
何度経験しても、毎回とても緊張します…

 

しかし、ニュージーランドのテイスティングは日本のものより、カジュアルだなぁというのが、私の印象です。
スタッフさんも丁寧に説明してくれるし、行き来もしやすいので、あまりかしこまらずに楽しめます。(でも英語は難しい……)

 

①Gibbston Valley Wines(ギブストン・ヴァレー・ワインズ)
さて1件目は、セントラル・オタゴというワイン産地で、最も来訪者の多いと言われる「ギブストン・ヴァレー・ワインズ」
ピノ・ノワールの生産で有名で、国内外のワインコンペティションで多数の賞を受賞しているワイナリーです。

 
ギブストン・ヴァレー・ワインズのブース
ギブストン・ヴァレー・ワインズのブース

当日は、男性スタッフ2名が接客をしていました。
右から左から声をかけられていて、大忙しの様子。

 
テイスティングさせてもらえるワインのリスト
ギブストン・ヴァレー・ワインズのブース

テイスティングさせていただいたのは、上から2・3番目のリースリングとピノ・グリ、それからスパークリングワイン。

 

飲み込んでしまうと酔ってしまうし、味もわからなくなってしまうからダメだよ?と上司の方に言われつつも、思わず飲み込んでしまうほど、どれも美味しい。
中でも、甘口で柑橘系の爽やかさが香るリースリングは、今回の私のお気に入りになりました。

 

②Mount Riley Wines(マウント・ライリー・ワインズ)
2つ目は、クオリティーワインで知られる「マウント・ライリー・ワインズ」
ニュージーランド航空ワイン・アウォードやロイヤル・イースター賞といった名だたる賞の受賞歴がある、こちらも有名なワイナリーです。

 
マウント・ライリー・ワインズのブース
マウント・ライリー・ワインズのブース

こちらのブースでは、女性スタッフ4名が接客をしていました。
といっても、ワインの詳しい知識がある方は1名だけだった様子。
皆さんその方に確認をしながら、ワインの説明をしてくださいました。

 
Auckland Food Showで並ぶワイン
マウント・ライリー・ワインズのブース

テイスティングさせていただいたのは、2015ヴィンテージのソーヴィニョン・ブラン。
甘い香りにスッキリとした味わいで、これがまたとても飲みやすい!
「これがマールボロのソーヴィニョン・ブランとして典型的なワインのスタイルだよ」と教えていただいて納得。
あまりワインを飲めなかった私も、ニュージーランドに来てからは着実に量が増えていっているのですから、怖いものです。

 

イベントに参加してみて思ったこと


率直に思ったのは、「ワインブースを訪れる人が少ない!」ということ。
もちろんワインブースも賑わいはみせていましたが、やはり他の食品店舗に比べると、どうしても負けてしまうのが現状です。

 

また、スタッフの方もワインの知識が不十分で、6月に参加したブティック・ワイン・フェスティバルと比べると、お客さんとスタッフの会話もほどほどだったかな?と。

 
Auckland Food Show wine tasting
6月に開催された、ブティック・ワイン・フェスティバルの様子

しかし、普通のワインイベントとはまた打って変わった見所もたくさんありました。
即売にセット売り、ワインクラブへの入会案内などの、一般向けイベントだからこその工夫やサービスは、普段ワインのイベントに参加しない方にとっては、馴染みやすいものだったかもしれません。

 

しかし欲を言えば、“食”に関する全てのものが集うイベントだからこそできる”何か”もあったら面白いなと。
例えば、チーズやチョコレートのブースとのコラボ企画なんかあったりすると、特に若者世代はもっと参加しやすいのかな?と思ったり…(笑)そんなことを考えさせられたイベントでした。

 

おまけに紹介 ニュージーランドのクラフトビール


 

日本でも流行りのクラフトビール。ニュージーランドでも人気のようです。
ボトルの可愛さに惹かれて、思わず立ち寄ってしまいました。

 
Auckland Food Show beer
色鮮やかで可愛いクラフトビールのボトル

そしてスタッフの方が熱心に説明してくれたのが、こちらのラベル。
「糖質99%オフ」を示しています。

 
糖質99%オフのビール
糖質99%オフを示すラベル

ニュージーランドではよくオーガニック製品をよく見かけますが、“健康志向”や“安全面重視”といった意識は日本よりも強いのかもしれません。
そういった側面から製品を売り出していくのも、重要なポイントですね。

 

ニュージーランドというとワインのイメージが強いですが、クラフトビールを楽しめるお店もどんどん増えてきているようです…!

 

今回のまとめ/次回のコラム


 

Auckland Food Show の様子、少しは感じていただけたでしょうか?
実はこのイベント、来年もオークランド・クライストチャーチ・ウェリントンの3都市で開催予定です。
気になる方は、是非来年のイベントを要チェックしてみてください。

 

さて次回は・・・
Auckland Food Show レポートパート2!『わたしの注目商品編』です。
ニュージーランドならではの商品や、ニュージーランドで見つけたあの日本食材をご紹介。
たくさんインタビューさせていただきましたので、またお楽しみに。

 

それではまた。See ya**

 

この記事を書いた人

大学3年の時に留学を決意。
語学だけでなく海外のビジネス現場で挑戦したい考え、自ら企業へコンタクトを取るなどして、All New Zealand Wines Limitedでインターンシップ生として働くことに。企画や広報の実務経験を積んだ末、帰国後は広告会社へ就職。「海外インターンシップ」という留学のカタチを、是非皆さんにもオススメしたいです!

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