失敗しない!夏のプチ留学Q&A
公開:2014-03-11 更新:2018/07/09
どこへ行っても混み合う夏休み。
「航空券が高かった!」「日本人ばっかり!」などなど、不満に思うことも起こりがち。事前に情報を集めて、行き先や時期を少しずらすだけでも違ってくる。
後悔しないように、しっかり準備しておこう!
申し込みはいつやればいいの?
留学の手配をしている斡旋会社によりますが、早いほど希望に沿ったプランが立てやすくなります。多くの場合、短期留学は1カ月前でも対応してもらえますが、夏は混み合うので、3カ月前に申し込みをしたほうがスムーズでしょう。
問題は、希望どおりの日程で、航空券、学校、滞在先などが確保できるかどうか。国によっては人気が集中し、航空券の予約が取れなくなってしまいます。特に、カナダやオーストラリアなど、ワーキングホリデーを実施している国の場合は、ワーホリで渡航する人が早い時期から申し込みを始めているので、より厳しくなります。観光客に人気のある国も同様です。
たとえ航空券が確保できたとしても、申し込みが遅いと、ホームステイ先が学校から遠くなってしまうなど、現地でも不利なことが多いようです。いずれにしても、留学を思い立ったら、とりあえず、カウンセラーに相談してみることをオススメします。
夏は高い航空券。狙い目はいつ?
夏休みは旅行でもたいへん混み合う時期です。できるだけ早く日程を決めて、航空券を抑えておきましょう。早めに購入できれば、各航空会社が展開している早期割引も利用できます。
時期としては、夏休みのピークであるお盆の時期を避けること。狙い目は、7月の前半と8月の下旬。可能であれば、遅めの夏休みを9月に取るのも手です。ただ、9月は連休もあるので、8月よりは安くなりますが、期待するほど価格は下がらないようです。また、土日など、発着日によって料金も異なるので、出発日や帰国日をずらすだけでも少し安くなる場合があります。
日本人が多くなるってホント?
学生の多くが夏休みに、働いている人も1週間以上の休暇が取りやすい夏に留学するので、語学学校の日本人の比率はどうしても高くなります。同じ夏休みでも、7月前半か、遅めの9月前半にすれば、ピークは避けられるかもしれません。少しでも日本人の少ないところを希望するなら、日本人が比較的少ないといわれる国に行くしかないでしょう。英語の場合、ヨーロッパもバカンスの時期で、イギリスやアイルランド、マルタ共和国にはヨーロッパ各国からの留学生が多くなります。ただし、日本人が多い時期に変わりはないので、覚悟しておきましょう。
夏休みは大学の寮に泊まれるの?
大学の夏期講座では、夏休みで空室になった学生寮に滞在しながら受講するコースがあります。また、私立の語学学校でも、大学と契約して、空いている寮を学生のために借りているところがあります。
ホームステイは現地の暮らしや文化を知ることができる、最良の滞在方法ですが、寮は集中して勉強ができる環境が魅力です。また、現地の大学生や、いろんな国の人と友達になれるチャンスもあり、人気があります。憧れの寮生活がしたい場合は、それを条件に学校選びをするといいでしょう。
夏休みは治安が悪くなる?
国や地域によりますが、いわゆる観光地や、リゾート地の場合、旅行客を狙ったスリや引ったくりが集まってきます。泥棒にとって、夏は稼ぎ時なのです。そのため、治安がよいとされる地域でさえ、普段より危険度が増してしまいます。常に、外国であることを意識して、持ち物に気をつけましょう。
また、夏は、開放感で注意を怠りがちです。単独行動や夜遅くの外出などはできるだけ避けて、留学の目的を見失わないようにしましょう。
この記事を書いた人
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「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます!
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