公開:2018-11-05 更新:2018/12/06
こんにちは。iYES Language Schoolでインターンをしている川です。 今回はスービックの隣町のオロンガポの紹介をしたいと思います。
スービックはアメリカの田舎町という感じなのでフィリピンっぽさがほとんどありませんが、オロンガポはそれに比べて『ザ・下町のフィリピン』という感じです。スービックには2つのゲートがありこちらでフィリピン人の出入りを規制しているため、スービック内に住んでいる人はほとんど外国人。それに対して、オロンガポは真逆です。
初めて見学した時はあまりの違いにびっくりでした。オロンガポは例えばインドのニューデリーのような感じです。人が多くてゴミゴミしていて、街も決してきれいとは言えません。ジプニーやトライシクルもたくさん走っており、クラクションの音も日常茶飯事。夜には屋台もあちこちにでてきてストリートフードも多く(スービック内にはこのようなものは全くありません)、アジア独特の怪しいネオン街になります。
なんとなく危険な匂いがして最初スービックに住み始めたころ、隣町には夜は決して行くまいと思っていました(笑)。ところが、昼間にスーパーや市場へ買い物に行っていると野菜や日用品が安かったり、田舎のせいか人も割と親切なので少しずつ街の雰囲気に慣れてきました。
特に私のお気に入りは市場です。週末になるとジプニー(8ペソ)に乗って出かけます。初めて行ったときはまずはジプニーに乗ることすらドキドキでしたが、こちらも運転手や隣の乗客が親切にしてくれたのでジプニーに乗るのが好きになりました。地元の人達とぎゅうぎゅうに詰めて乗り込んでいるのは楽しいものです。このジプニーはなんと24時間、先生の話によるとかなり夜遅くなってもジプニーがあるので便利ということでした。 強い雨の日は中に少々雨が入り込んで来て(窓が基本なく、雨が降ったらビニールシート)座っているシートも濡れるので私は気になりましたが、フィリピン人は『わー!雨が入ってきたー』という感じで笑っており、とても大らかです。ちなみにフィリピン人は突然の雨で傘を持っておらず全身濡れたとしてもなぜか笑っています(笑)。
話は逸れましたが、市場の野菜や肉は新鮮でかなり底値です。こちらが外国人だとぼられるかなと思っていましたが、こちらの市場に限っていうと一度もありません。売っているおばちゃんに見たことない野菜の料理法を聞いたり、お手伝いしている子供と会話したり、のんびりの雰囲気もあってとても楽しくすごせます。もちろんスリのような人もいるとは思うので、財布やカバンの持ち方だけには気をつけて歩きます。
肉売り場は市場のセンターにありこちらも新鮮です。ちなみに肉なのに常温。その日のうちに売り切ってしまうとかで問題ないらしいです。たくさんのお店がありますが、ここはかなりグロテスクなので私は新しく来た人に案内する以外は足を踏み入れませんでしたが、好奇心旺盛な人は日本ではなかなか見られない光景なのでとても喜んでいました。
こうなってくるとあれこれ探検したくなり、お気に入りのカフェや服屋も見つけました。やんわり夜も出かけるようになり、先生に聞いて危なくないお店や通りを中心に夜も楽しめるようになりました。とにかく夜のドリンクなどの物価も安くて、ポケットに使う分のお金を入れてバーにもよく行きました。隣に座った人と仲良くなったりもします。一度私の誕生日に友達とひっそり飲んでいたら後ろの席のグループが誕生会をやっており、ケーキのお相伴にあずかり思いがけなく楽しかったです。
もちろん外国ですから油断はいけません。ただお金やカバンの管理や、メニューのないところでは最初に値段を聞くなどある程度自分でちゃんと注意していれば大きなトラブルを避けることはできると思います。スービックは良いところですが、せっかく徒歩5分の距離に全く違う世界のフィリピンを体感できるので、私は来られた生徒さんには是非オロンガポにもチャレンジしてもらいたいと思っています。
次回は、「フィリピン人が一年で一番好きなクリスマスシーズン」について書きたいと思います。
この記事を書いた人
金沢生まれ、金沢育ち。地元ホテル、レストラン、お茶屋にてマネージャーを経験後、金沢で一番人気の茶屋街にて独立。地元の食材にこだわった和食レストランを経営している。昨年7月からスービックにて英語を勉強、ホテルでのインターンシップを経て、語学学校の運営をお手伝いしている。 |
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