公開:2012-04-27 更新:2019/04/10
神社で使う英語に挑戦! 外国人が選ぶ<人気観光スポット>のトップ3に入るという神社。 宗教的な意味合いだけでなく、おみくじや絵馬など、日本独特の文化に触れられる場所であることも、人気の理由のひとつだ。 参拝の仕方やその所作の意味など、英語できちんと説明できれば、日本を理解してもらうきっかけにもなりそう。 パックンマックンと一緒に、いざ、神田明神に出発ッ!
さあ、いよいよ神社に到着。ふたりは英語でどんなふうに説明してくれるでしょうか?
パックン(以下:パ)
「神社といえば、まずはチョコバナナでしょ?」
マックン(以下:マ)
「それは、お祭りのときだろ。他に思いつくのは?」 パ「じゃあ、おみくじ!」
マ
「確かに、おみくじは外国人が喜びそうだなあ。おみくじを引くって、英語でなんて言ったらいい?」
パ
「“Draw your fortune”かな。運を招くとか引くってことだけど、これは、なかなか学校では習わないフレーズかもね」
マ
「なるほど。じゃあ、神社に来て最初にするお清めは“Wash your hands”でいい?」
パ
「それじゃあ、ふつうに手を洗うのと一緒になっちゃうよ」
マ
「じゃあ、キレイにするっていう意味で Cleanはどう?」
パ
「ただキレイにするんじゃなくて、ちゃんと、その理由を説明してあげたほうがいいよ。『身を清める』という意味を伝えるなら、pure(純粋な)という派生語がぴったり。“We wash our hands to purify ourselves before worshiping at the shrine”。ちなみに『清める』と言う場合ablutionsという単語を使ってもいいね。“Before entering the shrine, you perform ritual ablutions(神社に入る前には、手を清める)”。こんなふうに英語で説明できたら、かなりカッコイイ!」
マ
「次は、お賽銭箱の前で祈る、だよね。えっと、お金をあげることだから“Money……”う~ん、わかんない!」
パ
「お金はMoney、あげるはGiveでしょ」
マ
「そうか。じゃあ“After the ablutions, give money(お清めの後、お金をあげる)”」
パ
「う~ん……。なんか変じゃない? お賽銭て、普通にお金をあげることとは違うから“Give an small offering(お金を奉納する)”のほうがいい。ポイントはsmall。これを忘れると、大金を納めないといけないのかって心配になるからね」
マ
「うんうん。じゃあ、次は礼をする」
パ
「礼をするは“bow”」
マ
「2回するから“Bow twice”だね」
パ
「そう。手を叩くことは“Clap your hands”。 鐘を鳴らすっていうのは?」
マ
「Ring the bell」
パ
「そのとおり! そして、合掌してお祈りをすることは、“Put your hands together and pray and bow again before you leave(両手を合わせて祈り最後にもう一度、礼をする)”。賽銭箱にお金を投げるのは、“Throw change in the offering box”だね」
マ
「なるほどッ! これなら、外国人にも説明できるぞ」
パ
「最初に“This is how we worship(私たちのお参りの仕方はこうです)”と前置きをすれば、さらに、伝わりやすいよ」
①「おみくじは、何が出てくるかわからないから、自分で選ぶときの動詞pickやtakeではなくdrawを使うのが正しいよ」(パックン)
②参拝の前に、まずはふたりでお清めから。「なぜ手を洗うのか、ちゃんと英語で説明したいよね」(マックン)
③外国人観光客も多数訪れる神田明神。8の字にくぐることで、罪や汚れが祓われるという「茅の輪」の前で神妙な面持ち
取材協力/神田明神 東京都千代田区外神田2-16-2 TEL03-3254-0753 http://www.kandamyoujin.or.jp/
この記事を書いた人
パックンマックン:アメリカ人パックンと、日本人マックンのお笑いコンビ、パックンマックン。英語や、アメリカと日本文化の相違をおもしろく取り入れたネタで人気。テレビ、雑誌、ライブを中心に幅広く活躍している。 所属事務所:株式会社ハブ・マーシー |
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