ウェリントンでは、毎週土日に各地でマーケットが開かれます。
街の中心地では毎週日曜日に2ヶ所でマーケットが開催され、ウェリントンの周辺都市で採れた野菜や果物が所狭しと並べられ、地元の人たちで毎週賑わっています。
これらのマーケットの魅力は何といっても「安さ」です。
スーパーマーケットで買うより断然安い値段で買うことができます。どうして安いのか、それにはいくつかの理由があります。
旬のものだから安く買える
マーケットで売ってる野菜や果物は全体的にスーパーマーケットより安いんですけど、特に安いのが「旬のもの」です。スーパーマーケットの半額、場合によってはもっと安くなっています。
その代わり、スーパーマーケットなら旬でない野菜や果物も物流の力を使って、別の都市や場合によっては海外から野菜や果物を仕入れて販売しています。ところがマーケットには旬のもの以外はほとんど売っていません。
傷があったり不格好だから安く買える
マーケットに売っている野菜や果物はスーパーマーケットのものと比べて、明らかに傷が多かったり不格好なものが多いです。いわゆるスーパーマーケットで買ってもらえなかったB級商品ばかりです。
以前見つけた大根は思わず笑ってしまう格好をしていました。こういったスーパーマーケットでは絶対に売っていないような形をした野菜や果物が当たり前のように販売されています。でも、味は一緒で安く買えるなら、不格好でも全然問題ありませんね。
ウェリントンの中心にあるマーケットは2ヶ所
ウェリントンで開催されているマーケットのうち、街の中心で開かれるマーケットは2ヶ所です。どちらも日曜日の早朝から3時~4時くらいまでやっています。ただし、季節や天候によって早く閉まることもあるので、早めに行くようにしましょう。
Harbourside Market
Harbourside Marketは前回紹介したテパパ博物館のすぐ横で開催されます。このマーケットは野菜や果物の販売以外に、さまざまな屋台も出店しているので天気が良い日はお昼を食べることもできます。
場所:テパパ博物館横。Barnett StreetとCable Streetの角
Victoria Street Farmers’ Market
Victoria Street Farmer’s Marketは屋台などはほとんど出ていませんが、街の中心から少し外れているせいか、Harbourside Marketより少しだけ値段が安めです。
場所:Victoria StreetとVivian Streetの角
まとめ&次回の予告
いかがだったでしょうか。
ウェリントンでは街の中心地で開催されるマーケットを含めて、全部で7-8ヶ所このように毎週末開催されています。今回紹介したマーケット以外も興味がある方は「Wellington weekend market」などで検索してみてください。
次回はニュージーランドにある主な
スーパーマーケットとその特徴を紹介します。
お楽しみに。
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