ニュージーランドの観光地といえば、大自然を楽しむものばかりが注目されがちです。でも、実はウェリントンには世界的にも非常に評価されている博物館があるんです。
それが今回紹介する「テパパ博物館」です。
英語の正式名称はMuseum of New Zealand Te Papa Tongarewaといいますが、地元の人たちは「Te Papa」と呼んでいます。
この博物館はウェリントンの市街地にあり、しかも国立博物館なので入場料が無料という旅行者にとってお財布に優しく、さらに屋内なので天気が悪いときにピッタリのアクティビティーとなっています。
入り口を入ってすぐに広い吹き抜けのエリアがあります。ここには常設展示と特設展示の案内があります。 常設展示は無料で特設展示はイベントごとに料金が違いますが、だいたい15ドル前後です。
常設展示の方へ足を向けると、まず最初に目にするのがニュージーランド国内や近海に生息する生物のコーナーです。ニュージーランドは、独自の進化を遂げた鳥や爬虫類がたくさんおり、それらの生態系などを目で見ながら楽しむことができます。
ちなみに説明はすべて英語で書かれていますが、非常に読みやすいシンプルな英語が使われています。テパパ博物館は無料なので、英語の勉強をするために訪れるのも良いですね。
ほかにも撮影禁止のため写真では紹介できませんが、ニュージーランドの先住民マオリ族の家や装飾品が展示されているコーナーや、ニュージーランドに移り住んできた白人たちの生活様式がわかる展示物、さらには現代アートなども所狭しと展示されています。
テパパ博物館の基本情報
住所:55 Cable Street, Te Aro, Wellington
ウェブサイト:
https://www.tepapa.govt.nz/
営業時間:10時~6時
営業日:クリスマス以外毎日営業
まとめ&次回の予告
テパパ博物館はサッと見て回っても1時間程度、有料の特設展示も含めゆっくり見始めると丸一日かかるボリュームがあります。そして展示物はすべて屋内にあるので、ウェリントンに滞在する日の天気を見ながら「晴れてたら街歩き。雨や強風ならテパパ博物館」と使い分けるのがオススメです。
また無料なので「晴れてきたら別を見に行って、続きは明日」という風にできるのもいいですね。
次回はウェリントンに住む人たちの生活に欠かせない
マーケットについて紹介します。お楽しみに。
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