海外で生活する前に確認しておきたいのは、NGマナーやタブーです。
日本での生活習慣と同じようにふるまってしまうととても失礼にあたったり、場合によっては違反行為として警察に呼ばれることもありえます。最低限のマナーとして覚えておくようにしましょう。
■ タイで人の頭をなでる<NG>
タイでは、頭はとても神聖なものとされています。
特に、子供の頭は精霊の宿る場所と信じられているので、頭はなでないようにしましょう。
■ ドバイで男女が腕を絡める<NG>
ドバイでは外で男女がいちゃいちゃするのは禁止事項です。手をつなぐくらいなら大丈夫だそうですが、キスはご法度です。未婚の男女の場合だと逮捕だけではすまない事例があります。
■ ハワイで助手席に18歳未満を座らせる<NG>
■ ハワイで12歳以下の子供を一人で留守番させる<NG>
■ ハワイで車中に9歳以下の子供を車内に5分以上一人にする<NG>
ハワイ州では子供の権利が手厚く守られています。子供を一人にしたり、危険な目にあわせたりする場合罰金が課されます。家での留守番は13歳以上の付き添いが必要、また車中では5歳以下の子供は13歳以上の付き添いが必要です。
■ アメリカで外飲み<NG>
日本では電車の中やピクニックなどで飲酒するのは当たり前になってきましたが、アメリカではNGです。またシンガポールでは酒に限らず、ジュースやお菓子などは公共交通機関での持ち込みは一切禁止です。
■ シンガポールでガムをバッグの中に入れる<NG>
シンガポールでは国内でのチューインガムの製造、輸入、販売のすべてが禁止されていました。旅行者もガムの持ち込みができません。もしも持ち込んだことがバレてしまうと最大1万シンガポールドルの罰金を取られます。またゴミや煙草の吸殻のポイ捨てもNGです。
■ イスラム圏で女性を勝手に撮る<NG>
イスラム教徒の女性の写真を撮ることは、原則として禁じられています。
握手や、むやみやたらに話しかけることも控えましょう。
■ インドで物を左手で渡す<NG>
インドでは、食事中は浮上の手とされているため左手を絶対に使いません。食事以外でも物を渡す時やお金を払う時、握手の時にうっかり左を出してしまうと失礼に当たります。
■海外のレストランで大声で店員を呼ぶ<NG>
日本では遠くから「すみませ~ん!」と大声で呼んでしまうのが普通ですが、海外では大声を出したり手を高く上げたりして呼ぶのはNGです。
■ 海外の一流ブティックで商品を勝手に触る<NG>
日本ではふつうですが、商品を許可なしで触るのはNGです。試着はもちろん、店に入ったら店員に声をかけて商品を見たり、触ったりしましょう。
■海外の高級レストランに幼児や低学年の子供を連れて行く<NG>
海外では大人のスペースに子供をつれてくるのはマナー違反です。低年齢の子供の同伴は原則不可ですので、子供はホテルのベビーシッターなどを依頼しましょう。