公開:2019-06-20 更新:2019/06/20
留学にはお金がかかります。家族が費用を出してくれたり、自分で働いて貯めたり。授業料と滞在費を支払って、航空券も予約。いよいよ出発して現地での留学生活がはじまります。
4週間くらいまでの留学期間であれば、現金で管理することも可能です。しかし、それ以上の滞在となると、もしものことも考えて大金を持参することはできません。では、どのようにしてお金の管理をするのがよいのでしょうか。
特に長期留学の場合や、滞在中に働くのでお給料の振込先が必要になる人におススメなのが、現地の銀行に口座を開くことです。そうすれば必要な時にいつでもATMから現金が引き出せますし、アメリカの場合にはチェックブック(小切手帳)を注文すれば小切手も使えるようになります。
送金してもらう際に注意しなければいけないことは、送金時の為替レートによって振り込まれる額が変動すること。そのため円高の時にまとめて送金しておくとよいです。また、送金手数料や送金にかかる時間なども事前に確認しておきましょう。
「プリ(事前に)」「ペイド(支払った)」と、名前からも分かるように、事前にお金をチャージして使うカードのことです。円建てと現地通貨でチャージする二通りがあります。チャージされた額しか使えないので、無駄使いが心配な方は、クレジットカードを持つより安心ですね。さらに、プリペイドカードのひとつ、キャッシュパスポートのように、インターネットバンキングからのチャージが可能なものもあるので、日本から家族にチャージしてもらうこともできちゃいます。
デメリットとしては、預金口座に直結していないこと。残金が少なくなった場合、口座から移動させる手間が必要になります。日本から入金してくれる人がいないなら、出発前に滞在中にチャージしなくてすむようにある程度の額を入れておき、現地で万が一足りなくなったら追加チャージできるくらいの現金を持っておくと安心です。
デビットカードはクレジットカードよりも審査のハードルが低く、使用したらすぐに口座から引き落とされる即日決済のカードです。口座にあるお金の範囲内でしか利用できないため安心して持てるカード。海外でも使えるので、留学先でお金の管理をするために作る人も増えています。
ここで気をつけなければいけないのが、「J-Debit」のデビットカード。これは国内のみしか使用できないカードです。すでに日本でデビットカードを使っているから大丈夫と思っていても、「J-Debit」のカードではだめです。必ず「VISA / JCB」であることを確かめましょう!銀行によって「VISAデビット」を発行しているところ、「JCBデビット」を発行しているところがあるので、まずはご自分の銀行に確認してみましょう。
海外では日本以上にクレジットカードが使用されています。クレジットカードの利点としては、後払いができるところ。現金がなくてもサインや暗証番号の入力で支払いが済むところ。分割払いができるのもありがたいポイントですよね。
しかし、引き落としは2カ月先だったりします。「こんなに使ってたんだ…」ということもあるので、気をつけましょう!さらに、クレジットカードを発行してもらうためには審査があり、18歳以上でそれをクリアした人でなければ持つことはできません。
銀行のATMカードはもちろんですが、プリペイドカード、デビッドカード、クレジットカードでもATMから現金が引き出せます。手数料がかかりますので、注意しましょう。それぞれにメリット・デメリットはありますが、いいところをうまく利用して自分なりにきちんとお金の管理をするようにしましょう。
この記事を書いた人
「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます! |
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