散々、素敵なテーマを扱ってきた授業ですが、
今日のテーマは…『your LOVE』
あなたの今の恋愛はどうなの???
みんなに説明して!!!
という、授業です。
嘘でしょ!
嗚呼、異文化…
そんなパーソナルなことを授業で…
あなた恋人いる?
「yes」
あなたは?
「ex(←元彼女がex girlfriendなので今はいないってことです)」
あなたは?
「yes」
あなたは?
「I have 2 girlfriend」
そっか、君、サウジアラビアだもんね。
あなたは?
「………almost…」
と、首をかしげて、もじもじしてる女の子に、Vishellが黒板に書きながら、ピシャリ!
「It say potential boyfriend!! Say again!」
全員「potential boyfriend…」
何この授業!?
と、突っ込みたくなるのは私だけなよう。
みんな、へー、まだ約束してない彼はpotential boyfriendね。とノートにメモ…
そして、写真見せてーとか、2人のgirlfriendのうちどっちがbetter?とか和気藹々。
馴れ初めを過去形でみんなにスピーチすることになるのですが、
彼女歴ゼロを暴露させられた男の子には、
想像の彼女でいいよ!って言ったりする。
何この授業!?
パーソナルを守ろうとする日本とは本当に違う文化だなと思い、とても面白かったです。
Facebookに彼女とのラブラブ写真をあげまくっている異国の人は、こういうことなのだろうか…
不思議な体験をしました。
そして、ここは語っておきたい。
「語学留学LOVEは…………あります!」
あなたが望むなら!
よーく眼を凝らしてみると、もう、付き合いまくりです。
当然違うカントリーと。
パブナイトに行けばわかる。絡み合って踊っているので。
そして、男女一緒のフラット(寮)という環境が大きいのです。ホームステイもいいけど、フラットを強くお勧めしたい。
面白いから!
私がフラットに泊まって一ヶ月。3組ほどカップルが出来ていました。
嗚呼、amazing!!!
私のフラットはほとんど南米人だからでしょうか?確実にあります。
そして、私がとっても仲良しなカップルのね、男の子が帰国してしまうのです。
彼らは一緒にいることになって3週間。とても短い!
でも、彼女は彼が帰ること知っていたのです。
私は聞いたの。
「彼と付き合ってるの?(relationship)」
そしたら、
「not boyfriend! just friend! because…he come back his country…」
そう。語学学校LOVEは切ないのですよ。
前回は帰国する友達のことを書きましたが、
同じく、好きな人が出来ても、帰ってしまうのです。
彼女はそれでも、好きだから一緒にいるのよと教えてくれました。でも、boyfriendじゃない。
彼は二度とニュージーランドに戻ってこないし、私も彼の国には行かないって。
切なくないですか!
でも、みんな付き合うの。
どうしてでしょう!?
大丈夫?って聞いたら、
「don’t worry Yuki! it’s my life!!」
別れる時泣きまくる二人を見て、
ドライな関係とはとても思えませんでした。
お揃いのミサンガを彼がプレゼントしていたよ。
彼氏のルームメイトは彼女が来るとそっと外に出て行ってあげてたよ。
いいの?って声をかけると、
「LOVE is most important! そして、僕と彼らはファミリーだから…」
とルームメイトfromウルグアイは言っていた。
本当はやや迷惑だったはず!
南米同士、驚きの優しさです。
ルームメイトfromウルグアイと私は、号泣して別れるカップルを見て、もらい泣きしてしまいました。
ルームメイトは私に、
「僕の気持ちがわかるかい?とても、美しいものを見ているんだ…そして、君と同じ気持ちでいれるこの瞬間がとても素敵な時間だよ…」と言ってくれました。
他にもブラジル人の”付き合う”という言葉から始まらない恋愛に苦しむ日本人がいたり、
付き合っていたのに、うちの国には君のパスポートでは入れないからサヨナラと嘘をつかれている子がいたり、
チリ人の甘すぎる求愛に軽いんじゃないかと困惑する韓国人の子がいたり…
それでも、恋する地球人。
何故?
恋愛の真髄がそこにある気がする。
授業でもやったことだ。
LOVEとは何?
あなたが求めるなら、ロマンスはどこにでもあるのだ。
ここはニュージーランドだけど、
きっと自分の国にだって。
外の世界を観て驚いた後には、必ず自分の内面に返るようになりました。
知らない世界に出ることは思いがけない自分に出会うことでもあります。
一ヶ月で、この気持ちに…
語学留学、貴重な時間です。短くたっていいのよ!お勧めしたい!
散々腫れた目で帰国していく友人に言われました。
「enjoy your life!!」
ありがとう。あなたもね。
彼女のこと、忘れないでね。