なにげなくやっているハンドサインやジェスチャーの中には、海外では違った意味になってしまうものがいくつもあります。
たとえば、写真を撮るときにノリでついやってしまう裏ピース。(手の甲を外に向けてピースサインを作る)これは非常に危険な意味があります。相手に向かって「くたばれ!」「ざまあみろ!」という侮辱をしていることになってしまいます。
イギリスでは百年戦争の頃にフランス軍がイギリス軍の兵士を捕まえると、二度と弓を弾けないように指を切断しました。イギリス人はその後、指を見せて逃走したそうです。
今回は、そんな外国でやってはいけないハンドサインの数々を紹介します。
フランスやギリシャでOKサイン
指で輪を作るOKサインは日本以外のいろいろの国ではNGです。フランスやギリシャでは相手を馬鹿にした意味になってしまいます。ブラジルなど南米では、札付きのワルという意味になります。
中東やギリシャで親指を立てる
親指を立てるグーサインは、中米の国では下品な意味を持っています。またギリシャでは相手を侮辱する意味にも。エドはるみもびっくりですね。
ブラジルで力こぶを作る
ブラジルで自分で力こぶを作って叩いたりすると、強さをアピールしているとして喧嘩を挑んでくる恐れがあります。「威嚇」のポーズは、やらない方が安全です。
中国で小指を立てる
日本では、女性をあらわしたりする小指を立てるジャスチャーですが、中国ではできの悪い人を指す意味になってしまいます。侮辱にとられますのでやらないように。
アメリカ・欧米で中指を立てる
割と有名ですが、相手を侮蔑して喧嘩を売るジェスチャーです。日本では冗談でやる人もいますが、海外でやるとかなり相手に非常に失礼なことになります。
ギリシャでバイバイをする
手のひらを広げるとギリシャでは相手の顔に泥を塗る意味になります。相手を侮辱したとして怒鳴られかねないので気をつけましょう。
イギリスで指を組む
手のひらを広げるとギリシャでは相手の顔に泥を塗る意味になります。相手を侮辱したとして怒鳴られかねないので気をつけましょう。
ベトナムで指を組む
人差し指と中指をクロスさせると、ベトナムでは卑猥な表現になってしまいます。厳格な国なので特に注意しましょう。
普通にやってしまうことが危ない意味になったりします。予想外の出来事にならないように海外に行く前には、ガイドブックなどで確認しておくと安心ですね。