日本でも、すっかり定着したハロウィン。ホームパーティやプレゼントなどをプレクリスマス感覚で楽しむ人も増えてきました。
ハロウィンは万聖節というキリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日の前夜祭のこと。秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。
ハロウィンのイベントは、アメリカでできたものですが、もともと起源はケルトの新年にあり、ケルトではこの時期、死者が墓を抜け出し、人間に会いに来るといわれていました。
そのため本場アメリカでは、毎年子供から大人までが怖い衣装にドレスアップしているのはそんなわけだったのです。
くりぬいたカボチャで作ったランプはハロウィンのシンボル。家の軒先にはそれぞれ工夫を凝らした飾り付けやカボチャのランプが並びます。子供達はご近所の家のドアをたたいて、Trick or Treatと合言葉をいってキャンディをもらいます。
街によってはコスチュームで練り歩くパレードが催されることも。比較的都会では、大人たちのパーティも開催され、みんなセクシーな衣装からアニメのコスプレまで自由に楽しんでいます。
ハロウィンにはいくつものいいつたえがあります。
たとえばハロウィンの夜はロマンチックないいつたえがあり、畑に行くと良いといわれています。男が畑で種をまいて歩くと、その後について来る娘がいれば、男の花嫁になるそうです。ほかにもハロウィーンの夜には、りんごを食べてりんご占いができるともいわれ、真夜中にリンゴを食べて後ろを振り向かずに鏡を覗くと、そこに将来の伴侶の面影がうつると言われています。
子供だけではなく、大人にもロマンチックな夜になりそうですね。
10月31日に海外生活を送るチャンスがあれば、ぜひ訪れてみましょう。