フランスの「常備薬」事情

公開:2013-06-26 更新:2018/08/02

薬の消費量世界一のフランス。ファーマシーは街中に


フランスの「常備薬」事情をご紹介します。

安さと豊富な品ぞろえが人気の「パリのマツキヨ」と呼ばれるファーマシー


フランスは薬の消費量が世界一。
理由のひとつは、手厚い社会保障のおかげもあって、多くの薬が100%保険でカバーされるからだろう。
また、処方箋がなくても購入できる市販薬も多く、価格も低い。
例えば、頭やお腹が痛いというちょっとした不調時に薦められるのが「ドリプラン」。
あらゆる痛み止めや熱さましに重宝する常備薬だ。
大人が風邪をひいたときはトローチのようなビタミンCと併用したりする。
また、高山植物のアルニカ(日本名ウサギギク)から抽出したハーブ薬のアルニカ・クリームは、打ち身による腫れやあざ消しによく効くとされ、ファーストエイド的なクリームとして人気がある。

これらは、ファーマシーと呼ばれている薬局で購入できる。
パリでは、ファーマシーはパン屋さんと同じくらい、街の至るところにあるのだ。
また、フランスではスキンケア=医薬品ととらえられていて、ファーマシーには刺激が少ない、いわゆる“薬局コスメ”もそろっている。
熱さましや痛み止めの薬「ドリプラン」は処方箋がなくても買える薬の代表格

熱さましや痛み止めの薬「ドリプラン」は処方箋がなくても買える薬の代表格



アルニカ・クリームはどこの家庭の薬箱にもある

アルニカ・クリームはどこの家庭の薬箱にもある



子どもが風邪をひいた場合は、生理食塩水で鼻うがいをするように指示される。

子どもが風邪をひいた場合は、生理食塩水で鼻うがいをするように指示される。かなりの荒業だが効果はてきめん

タグ

この記事を書いた人

「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます!

おすすめ留学プログラム

おすすめ記事

世界6都市の「お酒事情」

世界6都市の「お酒事情」

あの国編集チーム

2013-04-20

世界5都市の「ダイエット事情」

世界5都市の「ダイエット事情」

あの国編集チーム

2013-04-24

世界6都市の「カフェ事情」

世界6都市の「カフェ事情」

あの国編集チーム

2013-04-24

世界のお祭り【5月】

世界のお祭り【5月】

あの国編集チーム

2020-05-13

世界6都市の「デート事情」

世界6都市の「デート事情」

あの国編集チーム

2013-04-24

世界のお祭り【7月】

世界のお祭り【7月】

あの国編集チーム

2020-07-17

おすすめ取材

~編集長インタビュー~ 代々木高等学校から始まる! 2年間の「グローバル留学コース」がスタート!

~編集長インタビュー~ 代々木高等学校から始まる! 2年間の「グローバル留学コース」がスタート!

天野智之

2019-08-29

~編集長インタビュー~ 子供たちの人生の選択肢を増やしたい!

~編集長インタビュー~ 子供たちの人生の選択肢を増やしたい!

天野智之

2019-07-30

~編集長インタビュー~ テクノロジーを使って落ちこぼれを生まない教育を

~編集長インタビュー~ テクノロジーを使って落ちこぼれを生まない教育を

あの国編集チーム

2019-07-11

~編集長インタビュー~ どこでも活躍できる人材を育てる 全員参加の必修ニュージーランド留学

~編集長インタビュー~ どこでも活躍できる人材を育てる 全員参加の必修ニュージーランド留学

天野智之

2019-06-24

~編集長インタビュー~ 未来の教員 教えない授業&1校に所属しない働き方

~編集長インタビュー~ 未来の教員 教えない授業&1校に所属しない働き方

天野智之

2019-06-18

〜編集長インタビュー〜サッカー元日本代表 “田代有三”

〜編集長インタビュー〜サッカー元日本代表 “田代有三”

天野智之

2019-04-25

ページの一番上に戻る