はじめまして、ニュージーランドのDUKEと申します。
この1月でオークランド在住15年目を迎える事になりました。
このサイトでは雑誌Study in New Zealandの初出版の際や、今や人気ブロガー?!の
女優のYUKIさんのNZ留学のお手伝いをちょっとだけさせて頂いたご縁で、この度こちらでコラムを書かせて頂くことになりました。
このコラムでは今まで自分がずっと関わってきた、キャリアや移住に繋がる留学というものを主に書かせて頂きたいと思います。
実際にニュージーランドで専門学校の学生としても、それを紹介する留学代理店も、そして運営する学校のマーケティング担当の経験もありますので、様々な角度からお話できればと思っています。
海外就職を目指してニュージーランドへ・・・
第一回目の今回は、ニュージーランドに来たキッカケも兼ねて「ギリホリと専門コース」についてです。
まず僕は、24歳でお隣オーストラリアのワーキングホリデーを経験し、その後帰国。そして外資系の営業の会社で5年弱働きました。
その中で英語を使った仕事というものを経験し、今度は実際に海外での仕事経験というものを積みたいと、意識するようになって行きました。
それこそ当時「あの国でこれがやりたい!」の雑誌を買って海外で働く人の記事をよく読んでいましたね(笑)
幸いにも30歳を目前にもう一度ワーキングホリデービザも使えました。
現在と違い、15年前にワーキングホリデーができたのは、オーストラリア、カナダ、そしてニュージーランドの3カ国のみ。
残ったカナダ、ニュージーランドの内「カナダは寒そうで無理だな・・・」という消去法でニュージーランドにあっけなく決まりました(笑)
そんな風に決まったニュージーランドでしたから、特別な思い入れもなく、当時は「2・3年の海外就職経験を経て日本に戻ってこよう」と思っていたのですが、こんなに長く居つくことになるとは・・・人生何が起こるか分かりませんね。
ニュージーランドでギリホリ?OR専門コースで学生?
消去法で決まったニュージーランド・・・
そこで30歳目前の自分が、ニュージーランドでの就職も考慮に入れてどうやって計画を立てればいいのかを考えました。
最初は漠然と、ワーキングホリデーは働けるのでそのビザを使いながら就職に繋げて行ければ良いかもしれないと考えていました。しかし、「あの国」の雑誌に出てくる方たちの記事を見ながら考えを改めます。
「自分が今までずっとやってきた営業職というのは、海外でそのまますぐにアピールするのには少し時間が掛かりそうだ。それならばある分野の専門的な知識があった方が自分の希望に近づけるのでは?」と考えるようになりました。
これは今もそうですが手に職系や専門知識がある方の方が就職には有利ですね。
そしてニュージーランドと言えば・・・・やはり観光立国。
日本からの観光客も多いという事を調べ、旅行観光学科のコースに通って卒業後に就職を目指そうという計画になりました。
つまり学生ビザで専門学科のコースに通うというルートです。
30歳が目前だったので、漠然とワーキングホリデー(ギリホリ)という道しか最初は考えてなかったのですが、このルートであれば学生ビザの間は資格取得に専念して卒業後にワーキングホリデービザに切り替えて働くことに専念できるというメリットがありました。
当時はまだなかったですが、現在は
*カテゴリー1の学校で最低フルタイムで14週間以上申し込めば就学中も週20時間までの就労が認められていますので、漠然と「働くためにはワーキングホリデーしかない」と決めるのではなく、
学生ビザの後にワーキングホリデービザに切り替えるという方法もある事、ぜひ覚えていて頂けると計画の立て方も変わってくると思います。
ギリホリの1年は大きいですし、現在は日本人のワーキングホリデービザは丸々1年就労に使えますしね!(当時は違いましたし、今も他の国との協定では3ヶ月までなんて所もあります)
と言うことで初回は、ニュージーランドへの入国の経緯とその方法についてでした・・・
次回は計画が決まってからの準備と、就職するための「ある作戦」についてです。
ご質問などもありましたら下記からお気軽にお願いします。
*カテゴリー1:NZQAという政府機関による学校の評価(品質、教育評価基準、運営方法、生徒さんのケアなど)が一番高い学校のこと。
DUKEの他の記事を読む
NZと日本を繋ぐFBグループ:
https://www.facebook.com/groups/connectjpnz/