公開:2017-06-16 更新:2019/02/14
ローマでの休日、午後は一旦テルミニ駅に戻ってから次は地下鉄のB線(Linea B)に乗り換えて、コロッセオ駅(Colosseo)へ。テルミニ駅からたった2駅なので数分ですぐに到着。 コロッセオ駅はその名の通り、コロッセオ(闘技場)の真ん前にあります。
コロッセオの中を見学するには?12を払って入場。このチケットには隣接する古代ローマの遺跡フォロ・ロマーノ(Foro Romano)の入場券も含まれています。 コロッセオはなんと5万人も収容できる大きな闘技場で、西暦80年(約2000年前)に建てられたもの!今の時代でも5万人収容できる競技場っていうとすごい大きなものですが、西暦72年から建築を初めてたったの8年で完成させたそうです!古代ローマ人、恐るべし。 ちなみにコロッセオのほとんどが欠けてしまっているのは、中世以降に教会などの建物を作るのにコロッセオに使っている石や大理石などが必要だったために、そっちに使われてしまったためだそうです。 きっと当時はコロッセオがこれだけ重要な歴史的建造物になるとは思われていなかったのかもしれないですね。
映画「グラディエーター」などを見たことがある人も多いと思いますが、コロッセオは当時、イタリア人の娯楽の場で、剣闘士同士の戦い(殺し合い)だけでなく、猛獣同士の殺し合い、犯罪者の処刑など、一日中人間や動物を殺すことを観ることができる場だったという凄く残酷な歴史を持っているそうです。 ローマ皇帝がその権力を絶対的なものにするために、食料が無料で配布されるなど、当時のローマ市民は一日中コロッセオで殺し合いを観ながら食事を楽しんだのだとか。よくそんな状況でご飯が食べられますよね…。
コロッセオを見学した後はお隣のフォロ・ロッマーノへ。紀元前6世紀ころから作られた古代ローマの街で、ローマ帝国の東西分裂の影響で埋められてしまったが、19世紀以降に発掘されたもの。
フォロ・ロッマーノ見学の後は、フォロ・ロッマーノのすぐ横にある「真実の口(Bocca della Verit?(ボッカ・デラ・ベリタ))へ。 位置的にはすぐ横にあるのに、フォロ・ロッマーノの出口との位置関係で、グルッと徒歩10分強ほど歩いてやっとたどり着く。一日中歩いてクタクタな時に目の前には真実の口に並ぶ大行列が!少し並んでみたけどこれは軽く1時間以上かかりそうだと思い、とりあえず、列を途中で抜け出して、柵の外から写真だけ撮って真実の口観光は終了に。いつか時間あったらちゃんと並んで口に手を入れてみよう!
この記事を書いた人
香川県生まれ。京都精華大学美術学部洋画科卒。アパレル商社、企画会社、教育・IT系、編集プロダクション等で働いた後、出産を機に売り込みを経てフリーライターとなる。子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行う。編集を手がけたメイツ出版発行の『中学生の成績が上がる教科別ノートの取り方最強のポイント55』は、20刷りを超えるベストセラーとなっている。編集講座、ライター講座の講師も務める。3児の母。趣味はボルダリング、HIPHOPダンス、登山(ただし低山専門!)。 Official Website:ishiprox.com |
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