40回に渡って連載をさせていただいたStudy in New Zealandのコラム。今回で最終回となります。
最後に何を書くのが良いのか?といろいろ考えたのですが、これから留学やワーキングホリデーでニュージーランドに行こうと思っている方へメッセージのようなものを書かせていただこうと思います。
僕は29歳ではじめてニュージーランドへ渡り、その後ワーキングホリデー、そしてニュージーランドの企業で採用されワークビザを取得。最終的に永住権を取って今ではフリーランスの仕事をしながら、ニュージーランドの首都ウェリントンで家族3人暮らしています。
そんな僕が「これから」ニュージーランドに来ようとしている人に、こんなことを心がけて欲しいなと思うことをまとめてみました。
渡航前の気持ちを忘れないようにしよう
ニュージーランドへ渡る前は、これから始まる新しいことに胸踊らせているはずです。「無限の可能性がある」そう信じていると思います。
英語を上達させて、様々な国の人たちと友だちになり、多くの経験を積む。世界で通用する人になりたい。いろいろ考えますね。
それ自体ものすごく良いことで、ものすごく大切なことです。
でも、渡航するとその気持ちが薄れてしまったり、現実に流されて当初の目的を忘れてしまいがちです。
楽しむことも大切です。羽目を外すことも時には良いかもしれません。でも、自分が旅立つと決めた時、何を思ったのかを大切にしましょう。
旅立つ前の決意のようなものを手帳に書いておいたり、常に目に触れるところに貼るなりして、初心を忘れないようにしましょう。
いろいろなことを体験しよう
「遊びに流されず、当初の気持ちを忘れずに」なんて書いておきながら、多少矛盾することかもしれませんが、いろいろなことを体験しましょう。机に向かって勉強することが全てではありません。
ニュージーランドに限ったことではありませんが、海外にいると日本では経験できないことがいろいろあります。
ニュージーランドにはいろいろな国の人がいます。また同じ日本人でもさまざまなところからさまざまな背景を持った人たちが集まってきます。
そういった人たちといろいろ話をしましょう。
そしていろいろなところを見に行きましょう。
留学生は難しいかもしれませんが、ワーキングホリデーの方はいろいろな仕事をしてみましょう。
僕はバックパッカーズの責任者をやったり、小学校でボランティアをしたり、日本食レストラン、日本語学校の先生などをしました。それとツアーガイドも挑戦しました。でも、ツアーガイドは車内のガイドで後ろを向きながらガイドをすると酔ってしまうことがわかり断念しましたけど。。。
またバックパッカーズで合計で1年以上生活したことで、本当に数えきれないほどたくさんの国の人と話をしたことは今思えば実り多い経験でした。
全て良い経験です。それらすべての経験があとになっていろいろ活きています。
初心を忘れず、いろいろ経験してください
今回の話を一言でまとめると「初心を忘れず、いろいろ経験してください」です。
海外へ出れることは本当にラッキーなことです。「海外は近くなった」なんて言われますが、行きたくても行けない人は5万といます。そのなかで海外へ行くチャンスを得たなら、その機会を活かしましょう。実りあるものにしましょう。
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