ニュージーランドのスポーツと言えばラグビーを思い浮かべる人が多いと思います。実際ニュージーランドに来て、ニュージーランドのラグビー人気の凄さに驚きました。
ラグビーの大きな試合がある日は多くの家庭がテレビにかじりつき。またはスポーツバーと呼ばれるスポーツ観戦をテレビで見ながらお酒を飲めるバーは大賑わいになります。
特に日本でも2019年に開催される4年に1度のラグビーの世界的な祭典「ラグビーワールドカップ」の期間中は街を上げて、国を挙げての熱狂ぶりです。これほど多くの国民が盛り上がれるスポーツは日本だと思いつきません。
では、ニュージーランドでは他のスポーツは人気がないのか?というとそんなことはありません。今回は日本ではあまり馴染みがないけど、ニュージーランドではとても人気があるスポーツを2つ紹介します。
クリケット Cricket
まずはじめに紹介するのはクリケット(Cricket)です。
クリケットはイギリス発祥のスポーツで、イギリスや南アフリカ、オーストラリアなど英国圏では非常に人気があるスポーツです。実は野球はクリケットから派生して生まれたスポーツ、つまり野球の原型というわけです。
このクリケット。恐ろしいほど試合時間が長いことで知られています。
そのプレイ時間は短くても6~7時間。大きな試合になると20時間も30時間もかかるため、「1日6時間」で試合を切り、翌日に持ち越されるほどです。
馴染みがないスポーツのため試合を見ながらでないとルールは理解しにくいので、ここではルールの説明は省略させてください。興味がある方は検索エンジンで「クリケット ルール」と調べると見つけることができます。
どんなスポーツなのか雰囲気を使っていただくためにYoutubeの動画を1つ紹介します。
クリケットを初めて見ると目を引くのが、ピッチャーが助走をつけてボールを投げることと、そしてそのときピッチャーが肘を曲げない(曲げてはいけない)ことです。見慣れないととても滑稽な動きに見えます。
ネットボール Netball
ネットボールというのはバスケットボールを女性がプレーしやすいように改良したものです。そのためニュージーランドでも主に女性がプレーするスポーツです。
バスケットボールと違う点をいくつか挙げると
●選手ごとにポジションが決まっていて、動ける範囲が決まっている。シュートできる人(Goal Shooter)は1人だけ。
●ドリブルは禁止。パスとシュートのみ。ボールを受け取ったら動いてはいけない。
●ボールを持つ選手に触れてはいけないし、一定の距離(90センチ)を取らなければいけない
こちらもネットボールの雰囲気を知ってもらうためにYoutubeの動画をご覧ください。
まとめと予告
いかがだったでしょうか。
どちらもスポーツもニュージーランドに限らず英国圏ではとても人気があります。特にクリケットは世界でも競技人口がバスケットボール、野球に続いて多いスポーツなのでニュージーランドを訪れた際はぜひ試合を観戦してみてください。
今回はクリケットとネットボールの細かいルールはお伝えしませんでしたが、どんなゲームか雰囲気だけでも伝われば幸いです。
次回はニュージーランドの
イースターについて紹介します。お楽しみに。
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