ニュージーランドには日本ではほとんど見かけない「Pavlova パブロバ」というデザートがあります。
このパブロバ。諸説ありますが、ニュージーランド発祥と言われていて、お祝いなどさまざまなシーンで食卓に出てくるほどニュージーランドではとてもポピュラーなデザートです。
そこで今回はパブロバがいったいどんなデザートなのか紹介します。
ニュージーランド生まれのデザート「パブロバ」
パブロバがどんなお菓子かを一言でいうと「メレンゲを焼いてその上に生クリームとフルーツを盛ったデザート」です。
生地はメレンゲを作る要領で、卵の白身を泡立て、そこに砂糖を入れた後、バニラエッセンスやホワイトビネガー、コーンスターチなどを入れ、最後にオーブンでじっくりと焼き上げサクサクに仕上げます。
パブロバの起源はニュージーランド?オーストラリア?
実はパブロバの起源には「ニュージーランド説」と「オーストラリア説」があります。
そのためニュージーランドでは「パブロバはニュージーランド発祥のデザート」といい、オーストラリアに行くと「パブロバはオーストラリア発祥」といいます。
もともとどちらの起源も1926年に遡ります。
この年、世界的に有名なバレエダンサー「アナ・パブロバ」がワールドツアーの一環で、ニュージーランドとオーストラリアを訪れ、彼女のバレエの衣装を模して作られたのが現在のパブロバの起源とされています。
まとめと次回の予告
パブロバと聞いて「ものすごい甘いデザート」を想像する人が多くいます。
きっとその人たちが食べたパブロバは、スーパーマーケットで売られている砂糖たっぷりの生地を使ったものだと思います。
ところがレストランで出されるパブロバは甘みが抑えられたものが多く、日本人でも楽しめるものをよく見かけます。せっかくなのでニュージーランド滞在中に食べてみましょう。
またオーブンがあれば自宅で作るのも簡単なので、ニュージーランド滞在中だけでなく日本に帰ってから家で焼いて見ても楽しいかもしれませんね。
次回はニュージーランドに来るときに
意外と持ち込めないものを幾つか紹介します。お楽しみに。
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