ちょっと空いてしまいましたが、ニュージーランドで働く際に関係のある「移民法改正」もありましたので、ニュージーランドで「働けるビザ」についてお知らせします。
まずニュージーランドで働こうと考える場合、「働いても良い」ビザを持っている必要があります。
それはEssential work visa(いわゆる 一般のワークビザ)のことだけを指すのではありません。ニュージーランドでは、「働くために必要なビザ」が何種類かありますので、そちらについて解説していきます。
ワークビザは、まず大きく2つに分けられます。
① Essential work visaのように雇用主や働く企業、場所までビザに記載されているタイプ。
② どこでも働いて良いオープンワークビザというタイプ。
①は他の企業で働くことはできません。(条件変更申請等が認められるケースもあり)しかし②はどこでも働いて良いだけでなく兼業・・・もっと言えば起業も可能です。
それでは、これらのビザについて解説していきます。
Working holiday visa
こちらはご存知のように30歳までに取得できて、ニュージーランドの場合は現在1年間就労が可能になります。
Essential work visa
こちらは雇用主がジョブオファーというものを出して且、現地に他に適任者がいませんでしたと言う事が証明できて初めて取得できるワークビザです。
今回の移民法によって取得条件に年収の最低レベルが設定されました。
Post study work visa (OPEN)
専門学校に1・2年(履修した資格レベルによる)通った後、卒業後に発行されるどこでも働けるオープンワークビザ。
Post study work visa (Employer Assisted)
Post study work visa (OPEN)取得後に雇用主からジョブオファーを受けて申請するワークビザ(更に2~3年の延長が可能)
Japanese interpreters work visa
日本語と英語を使って旅行観光関係(ホテル、ツアーガイド、お土産や等)の仕事に就くものを対象としたワークビザ(最大3年の発行が認められているが延長はない)
その他のオープン・ワークビザ
配偶者等のパートナーに付随した形のワークビザ(今回の移民法改正でEssential work visaのパートナーは年収などの最低レベルが設定されました)