イタリアの専門留学 【完全ガイド】 メリット・費用・資料

公開:2019-01-17 更新:2019/06/24

イタリアの専門留学 イタリア
イタリアで 専門留学

 

 

芸術と美食、アートにファッション、オペラ。すべてにおいて最先端。地中海に突き出した半島の国イタリア。国内に多くの世界遺産があり、一度は訪れてみたい憧れの国。地中海に突き出したブーツ型の地形は良く知られている。決して大きい国土とは言えないが、気候も穏やか、陽気で明るい国民性のイタリア人に囲まれながら充実した留学を実現させよう。ここではイタリア専門留学についてご紹介。

学べる学校の種類は?

①音楽院

古くから音楽の国としても知られているイタリア。音楽界のエリートを数多く輩出するほどに音楽の専門教育水準が高く保たれている。

声楽・器楽・作曲・指揮・指導・音楽教育など

・国立音楽院
・国内音楽院に準じる同等の音楽学校

第1レベル
・高校卒業後から入学が可能
・3年間の基礎課程
取得可能資格
・Diploma Accademico di Livello Primo


第2レベル
・4年制大学卒業後から入学可能
・2年間の専攻課程
取得可能資格
・Diploma Accademico di Livello Secondo

②芸術学院

世界的な芸術家と作品の輩出においても世界有数。
アートを学ぶなら本場イタリアで学ぶのが一番だろう。

絵画・彫刻・舞台美術・修復・グラフィックアート・写真・モザイク

・国立美術学院
・国内美術学院に準じる同等の美術学校

第1レベル:高校卒業後から入学が可能
第2レベル:4年制大学卒業後から入学可能

※音楽院・芸術学院ともにイタリア語+専攻分野の実技が入学試験となる。

③様々なジャンルの専門学校

ジュエリー・音楽・アート・陶芸・食文化・レストランなどの専攻分野別専門学校。
手に職をつけたい人から、専攻分野を極めたい人で高水準の教育が受けられる。
数週間の短期から1~3年と長期まで自由にコースを選ぶことができる。
語学学校に併設された専門コースは語学を学びながら受講できるので人気。

基本的にはイタリア語での授業だが、現在では英語で受講できるコース多くある。

イタリア専門留学

イタリア専門留学で必要なビザは?

・長期留学
通常90日以内の滞在はビザに申請必要ないが、語学学校への入学が決まっている場合には期間に限らずビザの申請が必要になってくる。
イタリア大使館 で確認。



申請は必ずオンラインで行う。


申請から受理までに時間がかかるため、早めの申請を心がける。

 

※ビザの申請に必要な書類や費用は変更になることが多いので必ず最新情報をチェックすること!

 

ホームステイ?ルームシェア?

多くの学校では滞在先を紹介してくれるのでルームシェアでの共同生活をするか、ホームステイをして家族に迎えてもらうかを選ぶことになるだろう。

ホームステイではイタリア人の日常生活を見ることができ、作ってもらう料理で家庭の味を知ることができる。家族と一緒に買い物に行ったり、家事を手伝ったりとそれだけ誰かと会話をする時間が増える。
同じようにルームシェアではクラスメートや学校での友達と過ごす時間が多くなるだろう。長く同じ時間を過ごせばそれだけ結びつきが強くなる。もしかしたら一生の友達がここでできるかもしれない。もちろん一人でアパートを借りて住むのも悪くないが、はじめの内は会話を多くするチャンスを増やすためにも、「だれかと住む」というのはよい選択だ。

生活はその国の文化を知るための大きな柱。自分に合ったスタイルを考えてみよう。

イタリア留学にかかる費用はどれくらい?

150~250万円/年

イタリアの大学のほとんどが国立。そのため、イタリアへの語学留学は他の英語圏に比べると費用を抑えることができる。
音楽院や美術学院など、このような国立の学校に当てはまるが、私立の専門学校の場合少し値段が上がる。

国立音楽院・美術学院では年間の授業料が15~20万円とかなり控えめ。

そうは言っても留学には大きなお金が必要。生活するための物価や滞在費なども考慮してしっかり計画を立てよう。

・1ヶ月の滞在費:約10万円~
・1ヶ月の生活費:約5万円~
・航空券:約8~15万円(シーズンで大きく変動)
・海外保険:約5~10万円(滞在日数によって変動)

奨学金など、留学の助けになるものも利用し賢く留学しよう。

イタリアで語学もスキルもアップ

自分の持っているスキルをより高い技術にしたい!まだまだ趣味の範囲だが興味があるので深く学びたいなど、人によって学びたいものや、その深度も様々だろう。イタリアの専門留学は幅広く学べるものとなっているが、音楽院や美術学院などはその本質を保持するため、入学試験を通過しなければならない。一見非常に厳しく思えるが、質の高い教育のためのものだと納得できる。プロフェッショナルを目指すものにとっては最高の環境だ。
また料理やジュエリー、ファッションなどの専門学校では最先端を学ぶことが出来る。元々持っているスキルを伸ばすことも、なかったスキルを身に付けることができる。専門性の高い分野を学んで行く前には言葉の壁もあり、苦労することも多いだろう。しかし興味や関心があるものとともに学べれば、意外とすんなり身に付いてしまうということもある。親切で明るい国民性のイタリア人と接していればなおさらだろう。語学もスキルも一緒にアップできる専門留学は幅広い年齢におススメのプログラムだ。

 

 

 

 

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