Nova Scotia・ノバスコシア州

公開:2020-04-07 更新:2020/04/07

ノバスコシア州

カナダの東部に位置し、大西洋に面している半島は北米大陸から飛び出したような形になっています。三方を海に囲まれた地形のため、フェリーも市民の足となっています。漁業が盛んでしたが、年々漁獲量が減っているため、現在では産業の大きな柱からは外れています。天然資源や農業が注目され、ブルーベリーが名産品となっています。降雪も多く冬は厳しい寒さになるカナダですが、東海岸にあるノバスコシア州は比較的暖かく、過ごしやすい地域です。ラテン語でスコットランドの国を意味する州名です。

ノバスコシア州の大学

ダルハウジー大学Dalhousie University
1818年ハリファックスで創立した州立大学です。東海岸方面では最大規模で、多くの政治家を輩出している、ロースクールやMBA(経営学)の評判が高い大学です。ハリファックス市街にスタッドリー(Studley)、カールトン(Carleton)、セクストン(Sexton)と3つのキャンパスがあり、農学部キャンパス(Truro)は少し離れた場所にあります。カナダ最古の大学キングス・カレッジが焼失したことにより、ハリファックスに移転、現在はダルハウジー大学と提携、協力関係となります。

キングス・カレッジ大学 (University of King’s College)
1789年創立という歴史と伝統のリベラルアーツの州立大学です。カナダ最古であり、特にジャーナリズム学で知られています。建物の焼失により、現在はダルハウジー大学敷地内にキングス・カレッジがあるという珍しいものです。年々人気が高まっているため、入学はかなり狭き門と言われている優秀な大学です。

セント・メアリーズ大学(Saint Mary’s University)
1802年創立の公立大学です。歴史も長く、8,000人を超える学生が在籍する中規模大学です。90ヵ国以上の国と地域からの留学生を受け入れており、国際色豊かなユニークな大学として人気があります。カナダの大学ランキング上位の名門校です。

 

ノバスコシア州

ハリファックスの街

ノバスコシア州の世界遺産

ルーネンバーグの旧市街(Old Town Lunenburg)

ルーネンバーグにある港町です。1753年に都市がつくられて以来、イギリス植民地時代の影響を色濃く受けています。カラフルでかわいらしい家々が建ち並び、「すべての道は真っ直ぐに、すべての曲がり角は直角に」という都市計画そのままに格子状の街並みが広がります。美しい街として評判が高く、以前は造船などの産業で栄えていた影響で、そのカラフルな家々は船用のペンキで塗られています。

ジョギンズ化石断崖(The Joggins Fossil Cliffs)

かつて石炭の採掘が盛んだったカンバーランド湾にある、ジョギンズの沿岸にあるこの岩石郡は地質学者によって発見されたもので、3億5000万年も前の石炭紀の化石が多く見つかり、石炭紀の化石の宝庫と言われています。最古の爬虫類といわれるヒロノムスの化石が見つかり、進化の歴史や地球の歴史を知る大きな手掛かりとなっています。

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