公開:2020-04-07 更新:2020/04/07
カナダ北西部のラブラドール半島のラブラドール地方とファンドランド島を含んだ地域です。ニューファンドランド島に先住していたのはミクマ族、ベオスーク族と言われています。その後、バイキング族の入植がありました。タラがよく獲れるため、これまでに多くのヨーロッパの人々が入植し、発展していきました。激しく海流がぶつかる地域なので、タラ以外の漁獲量も豊富です。
州都セント・ジョンズ(St. John’s)
16世紀ごろからヨーロッパの人々の入植が始まり、北米の中でも歴史の古い港町です。漁業が盛んで、ポルトガルやフランス、イギリスの漁船がやってきたことでキャンプが組まれ、発展していきました。世界で一番霧が深い街としてギネスブックに載っているという一面もあるセント・ジョンズ。ニューブランズウィック州のセント・ジョンとは、名前がほとんど同じですが別の街です。
コーナーブルック(Corner Brook)
ニューファンドランド島の東部でベイ・オブ・アイランズ湾の奥側にあるコーナーブルックはパルプや新聞紙の製造が盛んな地域です。この地域最大のパルプ製造の企業が拠点を置き、多くの人を雇用していることから、州内の経済の拠点ともなっています。
ニューファンドランドメモリアル大学(Memorial University of Newfoundland)
1925年設立の州立大学。セント・ジョンズ、コーナーブルックス、イギリスのエセックスにキャンパスを持っています。交換留学や国際交流プログラムも豊富で、大西洋側では2番目に規模の大きな大学です。
ニューファンドランドやラブラドールは犬種でもあります。なんとなく聞いたことがあるなという人も多いはずです。この地域が2種の犬種の原産地だとされていて、州の犬となっています。もともとは海難救助犬として活躍し、人間と共に暮らしてきました。かわいらしくて頼れるニューファンドランドとラブラドールレトリバーは日本でも人気の犬種です。
ニューファンドランド・ラブラドール州には2つの世界遺産があり、この2つは必ず訪れたい観光スポットです。
ニューファンドランド島最北端にある考古遺跡です。バイキングが入植した歴史を残す貴重な遺跡は1978年に世界遺産になりました。コロンブスのアメリカ大陸発見より500年以上前の生活の痕跡が残されています。フランス語で「草原の入江」という素敵な名前です。アイスランドの伝説とされていた「ヴィンランド」が発見されたと大きな話題になりました。
ニューファンドランド島の国立公園で、ニューファンドランド島で2番目に高いグロス・モーン山が名前の由来となっています。グロス・モーンはフランス語で「孤立した山」を意味します。地質やプレート、地球科学の歴史を見ることができる美しい地域です。大陸移動の歴史や、地層からわかるさまざまな地球の歴史を保存していると思うと、ロマンがありますね。オオヤマネコ、ホッキョクウサギ、テン、アカギツネなどが生息しています。
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1,776,500円(ホームステイ)1,940,600円(寮) 1年間=10カ月、1カナダドル=85円で計算した例)~
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