公開:2020-01-24 更新:2020/01/24
米国南西部に位置するニューメキシコ州は、チワワ砂漠やサングレ デ クリスト山脈といった多様な地形のアメリカで5番目に大きな面積を持つ州です。南はメキシコと国境を接しており、アメリカにいながらメキシコ文化も身近に感じられます。
サンタフェはニューメキシコ州の北側に位置する州都で、州の中で最も人気の観光地です。スペイン人によって建設された、アメリカ国内でも2番目に歴史深いこの町には、高級スパやスペイン コロニアル様式の建物が多くあることで知られています。
また、先住民族、プエブロ族の伝統的な建築方法に由来した「アドべ」風の独特な茶色い建物が多く見られるのもこの町の魅力です。粘土質の土とわらなどを混ぜ合わせて作られたこの建築方法は、耐久性があり通気性も良い、昔から使われている方法です。
豊かな自然に恵まれ、美しい景色が多いことから「Land of Enchantment =魅惑の土地」とも呼ばれているニューメキシコ州には、政府が管理する国有林が5つもあります。
スペイン人によって建設され、先住民族も暮らす、そしてメキシコ国境にあるということで、さまざまな文化が組み合わさった魅力的な州です。そんなニューメキシコ州には、古い教会や博物館がある中、ネイティブ・アメリカン風のアクセサリーを売るお店や、ジョージア・オキーフ美術館などの現代美術品のギャラリーもあり、さまざまな芸術や文化を楽しむことができます。
もちろん食文化も楽しめます。本場メキシコ南西部のグルメな味、グリーン・チリ・バーガーはぜひ味わって欲しいグルメの一つです。
広い面積のニューメキシコ州には、自然の素晴らしさを再確認できる見所もいっぱいです。
1933年に国定記念物に認められた、ホワイトサンズ国定記念物(White Sands National Monument)は、白い大砂丘地帯です。白い砂は石膏が細かく砕けてできたもの。これほどの規模で美しい石膏の砂丘が見られるのは、世界でもこのホワイトサンズだけです。また、この砂丘には水の少ないホワイトサンズで生き延びるために進化した、約800種類の動物たちが生息しています。現在では、世界遺産の候補にもなっています。
水深24メートルの透明な水の淵、ブルーホール(Blue Hole)もレジャースポットとして有名で、週末にはスキューバーダイビングの練習をする人たちで賑わいます。大量の水が湧き出る泉は、約6時間で水が入れ替わるそうです。
地底にも魅力的な場所があります。カールズバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park)は地下ワンダーランドのようで、地下アドベンチャーを楽しむことができます。 巨大な鍾乳石と石筍質の洞穴は、天井の高さが 78 メートルにもなります。
高校留学
約700万円~約2,000万円 ※国や学校により異なります~
高校留学
350万円~800万円程度~
オペア
122800円~
高校留学
300万円~
タグ