New Brunswick・ニューブランズウィック州

公開:2020-04-07 更新:2020/04/07

ニューブランズウィック州

カナダ東部にある大西洋に面した州です。もともとは先住民たちが住んでましたが、その後フランスの入植によって、フランス人が住み着きアケ―ディアと呼ばれていました。現在でもフランス系移民が多く、半数近くの住民がフランス語を話します。そのため、ニューブランウィックでは英語とフランス語が公用語になっています。大西洋に面している海沿いの街は美しいビーチ、ホエールウォッチング、ダイビングなどさまざまな海のアクティビティを楽しむことができます。

ニューブランズウィック州の主要都市

州都フレデリクトン(Fredericton)
州都フレデリクトンは、大学や美術館などの文化施設が多くある教育と文化の中心地です。ジャズ&ブルースのフェスティバルが毎年秋に行われていて、国内外からミュージシャンが訪れます。

州内最大都市セント・ジョン(Saint John)
大西洋岸のファンディ湾北側の街、セント・ジョンはカナダ東海岸の中心の街で、多くの企業が集まっています。街並みはカラフルでかわいらしい建物が多く、見ているだけでも楽しめます。セント・ジョンには世界最古と言われるファーマーズマーケットがあり、地元の人や観光客で賑わっています。

 

ニューブランズウィック州

セント・ジョンの街

モンクトン(Moncton)
州の南東にあるモンクトンは大西洋岸地域の中心として機能してきました。地理的に中央部にあり、鉄道による陸上輸送のハブとして「ハブ・シティー」というニックネームを持っています。

ニューブランズウィック州の大学

ニューブランズウィック大学(University of New Brunswick)
1785 年に創立された歴史ある大学です。北米最古の大学のひとつです。州都のフレデリクトン、最大都市セント・ジョンにキャンパスを設置していて、モンクトン、バサーストにサテライトキャンパスがあります。付属の語学学校も併設され、日本の大学とも協定校になっています。多くの研究センターがあり、NASAに支援を受けているセンターもあります。

セントトーマス大学(St. Thomas University)
1910年に創立された州都フレデリクトンにあるリベラルアーツに注力した大学です。社会福祉学や、人権学などに加えビジネス分野にも強く、高い評価を受けています。ニューブランズウィック大学と提携しており、施設の共有がされています。小規模な大学ですが、その分留学生へのサポートも充実しています。

モンクトン大学(Université de Moncton) 
フランス語が公用語のフランス系の大学です。1963年に設立されました。ケベック州のフランス系大学に次いで最大規模です。

マウント・アリソン大学(Mount Allison University)
1839年設立の州立大学です。サックビルに拠点を置く、リベラルアーツの名門大学です。40を超える国から国際色豊かな留学生を受け入れています。

ニューブランズウィック州の観光スポット

ニューブランズウィック州

ホープウェル・ロックス(Hopewell Rocks)

世界一の干満差と言われるファンディ湾の入江にそびえる奇妙な形の岩たちが迎えてくれます。干満の差が最大で15mもあると言われれるファンディ湾。海水が引いた後、15mも下にあった海底を歩くことができるというわけです。激しい潮の満ち引きで削られた岩たちは普段水に浸かっている部分が削られて不思議な形になっています。この干満差の影響を大きく受けるプティコディアック川は満潮時と干潮時で川の流れが変わる不思議な川として知られています。

 

ニューブランズウィック州

干潮時は海の底を散策できます

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