Commonwealth of Kentucky・ケンタッキー州

公開:2020-01-16 更新:2020/01/16

ケンタッキー州

 

アメリカ中東部に位置するケンタッキー州。牧草地でイネ科のブルーグラスが多く育っていたことから「ブルーグラスの州」というニックネームが付けられています。肥沃な土地で牧畜、農業が盛んです。日本でもおなじみのケンタッキーフライドチキンや人気のウィスキー・メーカーズマークが本拠地を置いています。ブルーグラス地域で良く育つタバコの生産も大きな産業の一つとなっています。

マンモス・ケーブ国立公園(Mammoth Cave National Park)

世界最大級の大きさと長さを誇る洞窟郡が大きな見どころです。世界遺産に登録されていて、毎年200万人が訪れます。6000年前から古代の人々が埋葬地として死者を葬っていた痕跡や生活の跡がありました。1812年頃からは硝石の採掘が始まり、戦争が終わるまで盛んでした。需要が低くなった硝石の代わりに、1830年頃からは観光地として奴隷を使ったガイドと洞窟内を案内するツアーが盛んになりました。その後1972年にフリント・リッジ洞窟郡とマンモス・ケーブの接続部分を調査した結果、これらが世界最大の洞窟だと判明しました。

ケンタッキー・ホース・パーク(Kentucky Horse Park)

「競走馬の都」と呼ばれるレキシントン。レキシントンには多くの牧場があり、この「ケンタッキー・ホース・パーク」は乗馬やホースショー、馬の歴史を学べる博物館などがあります。

 

ケンタッキー州

ケンタッキーダービーKentucky Derby

ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場で毎年5月に開催される、アメリカの3大ダービーのひとつ「ケンタッキー・ダービー」では、エリザベス女王が訪れるほどの大イベントです。指定席で観戦するにはなんとドレスコードが必要。活躍するサラブレットを見ながら、優雅な時間を過ごせそうですね。バーボンベースのカクテル、ミントジュレップは公式カクテルとなっており、ケンタッキー・ダービー観戦に欠かせないものとなっています。

 

ケンタッキー州

ミントジュレップ

キーンランド競馬場

1935年に建設されてから、競馬場として今でもレースが行われています。春と秋に注目度の高いレースが行われているので、美しい競走馬を見に訪れてみてください。競馬に関する資料館も併設されています。

バーボン・トレイル(Bourbon Trail)

ケンタッキー州

 

ケンタッキーにおけるバーボン・ウィスキー造りの歴史は古く、現在でも多くのウィスキー醸造所があります。1700年頃、スコットランドやアイルランドからのヨーロッパからの入植者によってもたらされました。

・ジム・ビーム・アーバン・スティルハウス(Jim Beam Urban Stillhouse)
・メーカーズマーク(Maker’s Mark)
・ウッドフォードリザーブ蒸留所(Woodford Reserve Distillery)
・ワイルドターキー(Wild Turkey)

日本でもよく知られた銘柄の醸造所が多くあります。これらの醸造所巡りのツアーがあるので、お酒が好きな人はぜひ参加してみてください。

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