State of Connecticut・コネチカット州

アメリカの北東部ニューイングランド地方に属し、その最南端に位置するコネチカット州。南側が大西洋に続くロングアイランド湾に面しています。西はニューヨーク州、東はマサチューセッツ州に囲まれ、気軽に訪れることができる観光地となっています。観光スポットは多く、長期の滞在でも飽きることがなく楽しめるアクティビティがたくさん。海の近くなのでロブスターやハマグリなどの甲殻類の水揚げが多く、シーフードも楽しみの一つになります。アメリカ政府の発展に大きく貢献したコネチカット州は「憲法の州」というニックネームを持っています。

コネチカット州の大学

イェール大学（Yale University）

コネチカット州ニューヘイブンに本拠地を置く、1701年創設の歴史ある私立大学です。アイビーリーグ8校のうちの1校で、誰でも一度は名前を聞いたことがある名門校です。世界的な名門校として、これまでにノーベル賞受賞者やアメリカ大統領を数多く輩出しています。アメリカ国内に現存する大学の中で3番目に古い大学です。

イェール大学

コネチカット大学（University of Connecticut）

コネチカット州ストアーズに本拠地を置く州立大学です。1881年に農業大学としてスタートしました。公立大学で組織されるパブリック・アイビー6校のうちの1校に数えられる名門校です。また、バスケットボールでは男女ともに強豪チームでスポーツにも力を入れています。

マーク トウェイン ハウス ミュージアム（Mark Twain House & Museum）

「トム・ソーヤーの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」の著者、マーク・トゥエインが1874～1891年まで実際に住んでいた家を見学することができるハートフォード郊外の人気スポットです。建物は外観を観るだけでも価値のある趣のある佇まいです。隣接の博物館では彼や物語について学ぶことができます。

ハリエット ビーチャー ストウの家（Harriet Beecher Stowe House）

アメリカの奴隷制度廃止に尽力した作家ハリエット ビーチャー ストウの家はマーク トウェイン ハウス ミュージアムのすぐ近くにあります。1851～1852年の間にアメリカで初めて黒人を主人公とした作品「アンクル・トムの小屋」を執筆し、奴隷制度反対を強く訴えました。古き良きアメリカの一般的でシンプルな家庭の暮らしを知ることができる素晴らしい体験ができますよ。

バーナム博物館（Barnum Museum)

アメリカの興行師P.T.バーナムが設立したサーカスの歴史博物館です。今ではあまり見かけることがないサーカスや見世物小屋などの当時のエンターテインメントはどのようなものだったのかを知ることができます。興行列車を有するまでに成長した大サーカス団ではどのようなことが行われていたのでしょうか。成功した一行はヨーロッパまで興行をしていました。P.T.バーナムから引き継がれたサーカス団は2017年まで活動していたそうです。

アメリカ海軍潜水艦隊博物館（The Submarine Force Museum）

アメリカ海軍潜水部隊の拠点となっているグロトンにあるこの博物館は、潜水艦ノーチラス（USS Nautilus, SSN-571）の現物を観ることができる場所です。世界初の魚雷を始め、潜水艦の歴史がよくわかります。艦内が見学できるので潜水艦のコックピットや航行中の乗組員の生活はどのようなものかを知ることができます。海軍が募る寄付で運営されている博物館は入場料が要りません。