Royal Melbourne Institute of Technology / ロイヤルメルボルン工科大学（RMIT）

デザイン、建築、情報など技術に強い

職業直結型の大学

RMITの前身となるカレッジは1887年に創立され、長い歴史を経て1992年に現在の４年制工科大学になりました。職業に直結した技術教育・訓練を行う役割を担うと同時に、大学・大学院レベルの教育機関としても高い評価を得ています。

職業訓練コースから学部入学準備コース、ディプロマ、博士課程まで、幅広い教育レベルと多数の教育分野をもち、提供するコース数は500を超えます。特にデザイン、建築、ビジネス、情報技術、工学など、技術系の教育分野に強く、地元学生からも高い人気があります。留学生には40年以上の実績をもつ翻訳・通訳コースが特に人気です。産業界や地域コミュニティとの連携も強く、教育と研究に多大なる影響を及ぼしています。たとえば、企業とのプロジェクトや郊外実習、ゲスト講演、専門家による学生への指導、国内外の企業でのインターンシップなど、実践的な教育の成果は、世界を舞台に活躍する多くの卒業生が証明しています。

シティ型キャンパスで実戦的な教育

キャンパスのあるメルボルンは、「世界一住みやすい都市ランキング」で常に上位にランクインされる人気の都市。大学はメルボルンに点在する都市型キャンパスで、Melbourne City/Brunswick /Bundooraと呼ばれる３つのキャンパスに分かれています。約700億円を投じた最先端かつ充実した設備を誇り、中でもメインキャンパスのスワンストン・アカデミック・ビルは、モダンなデザインと環境を意識した建築で、建築業界で高い評価を受けています。また、学生がいつどこでも勉強できるように、キャンパス内とその周辺でWi-Fi が利用できたり、モバイル機器で“myDesktop”にアクセスすれば、授業用のソフトウェアをダウンロードしたり、学内のプリンターを利用することもできます。RMITは学生にとって最良の学習環境を目指し、建物や施設のデザイン性や最先端のテクノロジーを常に向上させています。

分校がベトナム（ハノイ／ホーチミン）に、大学センターがスペイン（バルセロナ）にあり、すべてを合わせた学生数は８万人を超えます。そのうち留学生は約23,000名。シンガポール、香港、中国、ヨーロッパなど世界41カ国150以上の大学と提携し、交換留学やスタディツアーなどが行なわれています。

学部入学準備のためのファウンデーションコースでは、基礎科目を中心に学ぶコースの他にも、ビジネス、芸術・デザイン、科学・工学などの学部進学に特化した専門コースもあります。また、修了後は大学２年次に進学できるディプロマコースも充実しています。