TOEFL iBT®テストが自宅で受験可能。 「TOEFL iBT® Special Home Edition」開始

TOEFL iBT®テスト開発・運営を行う米国非営利教育団体 Educational Testing Service（ETS）は、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大に対する対応策として、日本をはじめとする世界中の国々*において TOEFL iBTテストの自宅受験「TOEFL iBT® Special Home Edition」を開始しました。

※中国本土、イラン除く（4/3現在）

概要

この「TOEFL iBT® Special Home Edition」テストは、ProctorU®が提供するAI技術と人間による遠隔監視を使用して実施され、テスト会場で実施するTOEFL iBTテストと同じ内容、フォーマット、画面、スコア、受験料金です。また、テストの妥当性や信頼性、セキュリティも確保され、そのスコアは公式スコアとして教育機関等に送付することが可能です。

受験するには、下記の準備が必要です。

必要機器

コンピューター

・デスクトップもしくはノートPCが必要です。タブレットやスマホでは受けられません。

・Windows®オペレーティングシステム、バージョン10、8、または7を使用。iOS®オペレーティングシステムは使用できません。

・WindowsがインストールされているMac®コンピュータを使用できます。

・使用ブラウザーはChromeまたはFirefoxとなります。

・テストに使用するコンピューターにETSテストブラウザーをダウンロードしてインストールします。

・テストに使用するコンピューターからProctorU®システムチェックを実行します。

スピーカー

・監督者の声を聞くため、使用コンピューターに内蔵されたスピーカー、もしくは外付けのスピーカーが必要です。

・ヘッドセットやイヤホンを使うことは禁止です。

マイク

・監督者との通信には、ヘッドセットの一部ではないコンピューターに内蔵されたマイク、もしくは外付けのマイクが必要です。

カメラ

・コンピュータの内蔵カメラまたは外付けのウェブカメラの使用が可能です。

・テストの前に、監督官に机の上を含む、テストを行う部屋を360度すべて映し、確認してもらわなければいけません。

テスト環境とテストスペース

プライバシー

・一人で静かにテストが受けられる部屋で行います。

・公園、インターネットカフェ、レストランなどの公共スペースでのテストは許可されていません。

テストを受ける机の上と椅子について

・コンピュータとキーボードは、卓上に置きます。

・机の上とその周りには、テストで使用が許可されているもの以外置かないこと。

・ベッドやソファー、または椅子に座り込んだり、横になったりすることはできません。きちんと椅子に座ってテストを受けてください。

・テスト中の飲食は禁止です。

服装と外見

・耳は、髪、帽子、その他のアイテムで覆われていない状態で、テスト中ずっと見えていなければいけません。

・テストに適した服でテストを受けてください。監督官によってカメラを介して監視され、テスト中の写真はスコアを受け取る機関と共有されます。

・アクセサリー、ネクタイクリップ、カフリンク、華やかなクリップ、コーム、バレット、ヘッドバンド、その他のヘアアクセサリーなどのアイテムは着用しないでください。

メモを取る資料

・セキュリティ上の理由から、紙にメモをとることはできません。しかし、次のいずれかを使用してメモを取ることができます。
– ホワイトボードに消せるペンでメモを取る
– 透明なシートプロテクターと消せるペンが付いた紙

・取ったメモは、テストの最後に、監督者の視点ですべて消すよう指示が出されます。

以上の準備ができ、基準がすべて満たされている場合は、自宅でのテスト予約に登録（英語サイト）しましょう。その後、

ETSで登録を開始　→　ETSを使用してProctorU®tionで登録を完了　→　テスト　→　テスト後

という流れになります。

注：テストセンターでの標準のTOEFLiBT®の予約をTOEFL iBT Special Home Editionの予約に変更する場合は、TOEFL®サービスに連絡する必要があります。

今までのようにテスト会場で一斉に受けられない現在ですが、TOEFLiBT®の予約をTOEFL iBT Special Home Editionを利用して目標スコアを取れるよう頑張りましょう！