公開:2019-04-08 更新:2019/04/08
乗客を乗せて坂道を登るケーブルカー。坂上から素敵な景色が一望できる。
1.サンフランシスコに来たら一度は試してみたい名物のカニ。2.ユニオンスクエアにある劇場カラン。 3.日本人にも馴染み深い、フィッシャーマンズワーフの有名なカニの看板
「留学を終えても、またこの街に戻ってきたい」、こんな言葉を留学生がよく口にするのを聞いたことある。サンフランシスコの街の魅力は、一口では語りつくせないが、とにかく住んでみると、その良さがすぐに伝わってくる。例えば、海をバックに、洒落た雰囲気を醸し出す美しい街並み、一年中温暖な気候、そしてなんと言っても、この街の人々のフレンドリーさ。移民の多い街だから、「外国人」という気負いもなく、すぐに、この街に同化してしまうのだろう。
今回、お話を聞いた成井智子さんも、「この街が好き。サンフランシスコの短大を卒業後、大学進学でもやはりここにぜひ戻りたいと思った」と語る。また、日本のホームタウンが、この街とどことなく似ていたのだとか。 サンフランシスコは、ロサンゼルスほど広大な街ではない。どちらかと言うと、街全体がこじんまりしている感じ。そのため、公共交通手段を利用して、気軽にあちこち移動できる。車はあれば便利だが、市内に住む留学生の中には、車なしで生活をしている人も少なくない。というのも、多くの語学学校をはじめ、ショッピング、観光、レストランなど、行きたい場所が、身近にあるからだ。また、サンフランシスコからフェリーや長距離バス、電車等を利用して、ちょっと遠出も可能。さらに、日本食品店、日本食レストラン、日本書店、日本の1ドルショップ等にいたるまで、日本のものが比較的簡単に手に入ってしまう。遠いアメリカの土地に来ても、日本を身近に感じながら、異国の経験をたっぷり味わうことができる街なのだ。
サンフランシスコやその周辺の郊外は、ベイエリアと呼ばれ、このあたり一帯の家賃はどこも比較的高い。その上、郊外にいっても、それほど家賃は変わらない。留学生の滞在スタイルは、ホームステイ、アパートや一軒家を友達とシェアするスタイルなど、それぞれの学生の条件に応じてさまざま。住居探しは、日本語情報誌やサンフランシスコ在住者向けのウェブサイトなどで、比較的簡単に探すことができる。
1.独特な建築様式で有名なビクトリアンハウスの住宅をバックに。
2.ヒッピーの街で有名なヘイト&アッシュベリーで見つけた可愛い花柄の車。
友達の紹介で、留学当時から通算5年、同じホストファミリーの家で暮らしています。ダウンタウンから、車で30分ほどの街ですが、この街のホームステイ先としては、一般的な距離。個室、食事付き、光熱費込みで月8万円くらいが相場です。
サンフランシスコ市内や郊外で、よく見かけるスリフトストア。いわゆる中古品を扱うセカンドハンドストアのことで、地元の人は、よくこういった店を利用して、生活用品を買う。本、家具、バイク、衣料品など、さまざまなものが売られ、値段も格安。掘り出し物探しの店として、留学生からも身近な存在になっている。
以前、カレッジでインテリア関係を専攻していたので、古い家具などを見て楽しむために、時々出かけます。ダウンタウンのミッション通りが、私のよく行く場所です。日本で値段が高い品物が、ここで、安価で売られていたり、時々掘り出し物が見つかったりするんです。
1.ミッションのお気に入りのスリフトストアで見つけた靴。じっくり回ると、ほとんど使用してない新品同様のお買い得品も見つかる。2 & 3.街を歩いていると、ちょっとカワイイ小物も見つかる。
サンフランシスコといえば、なんと言ってもシーフード。ロサンゼルスやサンディエゴに比べてもダントツの水揚げ量を誇る。観光客には、フィッシャーマンズワーフのカニが有名。その他、牡蠣や鮭もなかなかいける。日本人観光客には、カニのクラムチャウダーが人気。
カニは、ホストファミリーの食事や友達のホームパーティにもよく登場します。私は牡蠣が好きで、ときどき市内のレストランやフィッシャーマンズワーフにも食べに出かけます。シーフード好きも唸るような、新鮮な採れたてのおいしい牡蠣がたくさん食べられますよ。
1. カニを目的にやってくる人のお腹を満たすため、大量に積み上げられたカニ。2.フィッシャーマンズワーフ近くの船の停泊所。3.すっかりお馴染みになったフィッシャーマンズワーフの看板。4.カニをひと口食べて、思わず笑みがこぼれるカップル。Yummy!
芸術や音楽を愛する人は、この街が大好き。サンフランシスコシンフォニーをはじめ、バレエやオペラ等、毎日素敵なショーが市内のあちこちで開催されている。例えば、オシャレな店が並ぶユニオンスクエアは、劇場街でも有名な場所。劇を楽しむ地元の人も加わって、とても活気づいている。また、近代美術館や海洋博物館など、さまざまなテーマのミュージアムも市内にたくさんあり、いずれも見応えたっぷり。一度は、訪れる価値あり。
劇場は入場料が高めですが、美術館は、どこも比較的手軽な値段で入場できます。なかには学生割引がある美術館もあるのでチェック!以前、学校の課題で、アートミュージアムに行きましたが、興味深い作品がたくさん見られましたよ。
1.ユニオンスクエアは劇場街の入り口でもある。2.劇を見た後は、足を延ばしてギラデリーでアイスクリーム!3.ワー・メモリアル・オペラハウスは、サンフランシスコバレエやオペラの開催で有名。
カリフォルニアの陽気な気候も手伝ってか、地元の人たちは休みの日に公園で過ごすことが多い。スポーツやバーベキューを楽しむもよし、ゆっくり散歩をするのもよし。霧がかかって美しいゴールデンゲートブリッジをバックに、美しい景色の見えるスポットもいくつかある。
サンフランシスコには、広々とした美しい公園やビーチが多々ありますので、リラックスにはお勧め。友人たちは、よく公園でバーベキューをやるようですが、私はよくビーチに出かけて、ゆっくり過ごします。Baker Beachでは、ゴールデンゲートブリッジがよく見えますよ。
1.名所・くねくね坂!2.サンフランシスコにはリラックスできる公園やビーチが点在。3.ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島等が一望できる場所も多い
街を歩くと、よくユニークな建物を見かける。例えば、遠くの高層ビルを背景に建ち並ぶカラフルなビクトリアンハウス、また1791年に健立されたというこの土地最古の建物、サンフランシスコ・デ・アシスなど。歴史的あるいは著名建築家の建築など、建築ツアーも楽しい。カメラ片手に出かけてみよう。素敵な建物の写真が撮れるばかりではなく、サンフランシスコの歴史も学べる。
写真を撮るのが好きで、街の写真をよく撮ります。特に、古い歴史のあるPalace of Fine Artや、自然の美しいリンカーン公園の中にあるLegion of Honorに行った時には、すばらしい写真が撮れましたよ。
1.青空に鮮やかに映える市庁舎。2. ユニークな建築物を見て歩くのに、ケーブルカーを利用するのも手。3. 路面電車。
家賃は、他州に比べて高め。地域を変えても、相場はあまり変わらないので、便利さの他、安全性も念頭において、住居を探すことが大切。
ダウンタウンは、公共交通手段が便利。車は駐停車場所がないため不便。ケーブルカー、トロリーやバス等で、街中を手軽に移動しよう。
物価は高い。特に車社会アメリカでは、ガソリン価格の高騰の話題は絶えることがない。それに伴う、生活用品の値上がりも避けられない。
メイン通りは、常にたくさんの人通りがあるので、夜でも安全。ただし、一定の区域は、歩くのに安全といえない場所もあるので要注意。
日本の食品店,レストラン,本屋等に必ず設置されているフリー情報誌のほか、日本人在住者向けのウェブサイトなどで、いつでも豊富な情報入手できる。
San Francisco State University 4年生、Speech Communication専攻。高校生の頃から将来留学を決意。日本の短大卒業後、ついにその夢が叶って、短大留学でサンフランシスコへ。卒業後、再度サンフランシスコの大学進学を計画しつつ一時帰国。メーカーに就職した後、大学留学でSFに戻る。将来ここで就職を考え中。
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