ベテラン留学生の町案内!【San Diego・サンディエゴ】

公開:2019-03-15 更新:2019/03/15

サンディエゴ留学

 

州立公園の1つ、オールドタウン散策はトロリーにおまかせ!  

San Diego

1.レストランや食料品店、土産物屋などメキシコが集結したオールドタウン。2.住まいから車で3分の距離にあり、ルームメイトの宇画さんが通う、サンディエゴ州立大学。

コンパクトなラテンの街、気候も物価も学生びいき

セレブなロサンゼルス、メトロポリタンなサンフランシスコとは打って変わって、カジュアルという言葉がぴったりなサンディエゴ。メキシコに最も近いことから、ラテンの雰囲気もいっぱい!のんびり、ゆったりした街で、フレンドリーな人々が多く、彼らが街全体をさらに明るい印象にしてくれる。 夏は海からの風が吹くため、太陽の日差し自体はきついものの、日陰に入ると心地よい。冬でもポカポカ陽気が続き、朝夕の冷え込みもなく、とても過ごしやすいのも特徴だ。「これまでにもラスベガスやLA、サンフランシスコなど様々な都市に遊びに行きましたが、やっぱり住むならサンディエゴ!こんなにすべてのバランスが取れている場所は珍しいですよ」とは、留学生の大野靖子さん。都会の要素、大自然の要素、リゾートの要素が均等に整い、しかもすべてが身近にあることから、この都市1つで何でもこなせる感がある。このバランスのよさが、学生たちにも人気を集めている秘密だ。 そして、3都市のなかで家賃や物価が最も安いのがサンディエゴ。もちろん、ここ数年で人口が著しく増加していることから、高騰中であることは確か。それでも大野さんが住むようなゴージャスな3寝室のコンドミニアムに家賃1800ドル(1カ月)で借りることは、地域にもよるが、ロサンゼルスやサンフランシスコではなかなか難しいだろう。そういう意味でも学生にやさしい街といえそうだ。「違う土地に住んだとしても、きっとこの街に戻ってくるでしょうね」と、大野さん。気候のよさやバランスのよさ、物価の安さがこれからも学生たちを魅了し続けていく。

Trolley

オフィスや大学、カフェ、スーパー、ライブハウスなど、何もかもが近くに揃うサンディエゴのダウンタウン。そんな街での足として親しまれているのは、「動くランドマーク」と呼ばれるトロリー。「信頼、安全、便利」の3拍子が揃い、地元でも1番よく利用されている公共機関だ。シーワールドや港など一通りの観光名所や32キロ先の国境まで走っているから、車を持たない学生にとっては頼もしい足代わり。2時間以内なら何回乗降しても1.25ドル、最高額でも3ドル(片道)。

移動に不可欠な存在でも夜は注意!

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ダウンタウンを走っているトロリーは、車を持っていない学生が通学や遊びによく利用します。通学に便利な定期や1日乗り放題チケットもあるので、かなり便利。通常、バスでトロリーの駅まで移動し、そこから乗車します。ただ、夜の乗降は要注意です。  

 

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1. オールドタウンのツアーを運行するトロリーのサイン。これを目印に乗車できる。 2. 1870年代に建設されたビクトリア様式の建造物で有名な、ダウンタウンの一角「ガスランプクォーター」。3. 車の移動は駐車場探しが困難なため、トロリーを使って気軽に移動したい。

Accommodation

500世帯あるコンドミニアムの一戸を3人でシェアする大野靖子さん。ダウンタウンやビーチまで車で15分ととても便利な場所にあり、州立大学のそばにあることから治安もバツグン。各自の寝室と約10畳のリビングルーム、キッチン、2カ所のバスルーム、車庫、パティオなどが揃う充実ぶり。共有のプール、ジャグジーなどもある、いたれりつくせりのおしゃれな住まいだ。相場より若干高めの1,800ドル(約212,000円)。ただし、3都市中この家賃でこれだけの設備が整うのは、サンディエゴならではだろう。

家賃の安さは、3都市中ナンバー1

このコンドは、アパート情報誌『Readers』を利用して探しました。決め手は、環境のよさや広いこと、そして、どこに行くにも近いことでした。家探しのポイントは、治安の悪い場所は避けること。売春婦やドラッグを売る人が多いというエルカホンのユニバーシティ・アベニューやナショナルシティは厳禁です!  

 

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1. 大野さんの住む3寝室コンドミニアムの玄関。2. ルームメイトの高谷由貴さんと宇画祥子さん。とても仲良しの3人。3. 約10畳のゆったりした大野さんの寝室。バス、トイレも寝室内に設置されている。

Food

ロサンゼルスの家賃はここ数年間で急騰。サンフランシスコに近い高家賃になっているが、エリアによって家賃は大きく異なる。日本のように都心からの距離で家賃が変わるのではなく、住環境が家賃を決める最大の要素になっているのが特徴。つまり家賃が安いと、その分治安や環境が悪い。ルームシェアなどで環境の良い高家賃地区にできるだけ安く住むのが得策だ。

おいしい、ヘルシー、イージーメキシカン!

市内の多くのレストランでやっているTuesday Tacos。毎週火曜日は、タコスが1ドルで食べられるから、学生の間で大人気。学校によっては、新学期になると学生に無料でブリートが配られるところもあります。手作りするなら、トルティアと呼ばれる丸い生地にチーズをはさみ、トースターで焼いて作るケサディアがおすすめ。簡単でボリューム満点ですよ。  

 

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1. メキシコ産タペストリーに、陽気なひまわりが彩りを添える 2. 週に1度はメキシコ料理を食する大野さん。3. チップを払って、マリアッチの演奏を楽しもう。4. チーズをトルティアで巻いたエンチラダ、アボガドディップのワカモリ添え  

Zoo

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ダウンタウンのど真ん中にある、サンディエゴ動物園。1年を通じてリピーターが多いことでも有名だ。子どもの頃からの住人は、1年間いつでも入場できる会員券を購入し、長期にわたって会員であることが多い。このため、ジャングルのような園内で、散歩やジョギングだけを目的に訪れる人も大勢いるのだ。会員券は68ドルで購入できるから、約2回も行けば、元が取れてしまうほどリーズナブル。夏になると閉園が午後9時まで延長になるから、夜の動物の様子が楽しめ、地元の人たちにも人気がある。大人同士で訪れる人も多く、カップルには定番のデートコースだ。

会員券は、動物好きの最強の味方

ココは動物だけじゃなくて植物もたくさんあるから、自然の中をゆったり散歩できてとってもリフレッシュできます。疲れた学生にはおすすめです。私が通う短大には、留学生サークルがあり、よくメンバーが動物園に行ってます。こういうクラブを利用すると団体割引が使えるから、かなりお得です。語学学校でも遠足でよく訪れるみたいですよ!  

 

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1. 動物園の1番人気は、やっぱりパンダ。パンダの様子は、ホームページからも随時チェックできる。2. ゲートを通ると、目の前には「フラミンゴ・ラグーン」が。彼らのゆったりした姿を見ていると、勉強疲れの学生にヒーリング効果をもたらしてくれそう。 3. 歩いている大野さんの背後から近づいてきた、フレンドリーな動物園スタッフ。

Coronado

地中海風リゾートの雰囲気がいっぱいのコロナドは、ダウンタウンからバスで約20分、フェリーで15分で行ける近場のリゾートだ。小さな島だから、地元の人たちはお互いが知り合いで、気さくにおしゃべりができるアットホームさがたまらない様子。リタイヤしたシニアの人たちも多く、気軽に話しかけてみたい。 フラットな地形だから、地元の人はもちろん、観光客もサイクリングや散歩を楽しんでいる。特に「最もロマンチックなビーチ」の第3位に選ばれている数々のビーチは、地元の人にも愛され、デートには外せないポイント。やや物価、家賃が高いのでコストを抑えたい学生は、滞在よりも遊び場として利用したい。

平日でも訪れる アットホームな近場リゾート

サンディエゴの夜景が見渡せてとってもキレイだから、夜景が見たくなったら平日でもよく出かけます。昼間だと、町並みがとってもかわいいし、ビーチも近いから、散歩コースに最適です。夜はカップルもいっぱいで、最高のデートコースですね!週末だったら、15分、3ドルで着くフェリーを使って移動するのもおすすめです。  

 

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1.センチニアルパークから一望できる、サンディエゴの街並み。結婚式の記念撮影スポットとしても人気がある。2. コロナド所在の海軍に勤務していた、コロナド在住歴が56年になる老紳士と奥さま。3.「ベストビーチ賞」などを受賞したコロナドビーチの思い出には、こんな貝殻がぴったり。4. 大半が億単位だといわれている、コロナドの洗練された住居。もっぱら散策を楽しんでみたい。

都市データ

サンディエゴ

サンディエゴの住居

留学生は、通常1カ月、1,500〜1,700ドルの2寝室のアパートを2人でシェアすることが多い。地域にもよるが、ロサンゼルスやサンフランシスコと比較すると1番安く住める。

サンディエゴの交通

サンディエゴの交通事情

市内はバス、トロリー、アムトラックと呼ばれる電車など、様々な公共機関が発達。バスと トロリーの両方が使える定期もある。市内の学校へ通うなら車がなくても問題ない。

サンディエゴの物価

サンディエゴの物価

消費税は7.75%と、ロサンゼルスの8.25%と比較すると少し安めの設定。物価は、ロサンゼルスやサンフランシスコと比較すると、1番安いが、コロナドエリアは高め。

サンディエゴの治安

サンディエゴの治安

ロサンゼルスやサンフランシスコと比べると比較的安全といわれるが、ダウンタウン、国境周辺などでは犯罪が多いのも事実。夜間の外出は十分に注意し、なるべく控えたい。

サンディエゴの日本語情報

生活情報誌「ライトハウス・サンディエゴ版」や「ゆうゆう」などが、日系レストランやスーパーで無料で入手できる。    

サンディエゴ留学

Grossmont Collegeに在学中。子どもの頃からホームステイ先として留学生を受け入れ、英語が行き交う環境に育つ。その影響から、高校時代より留学を果たす。サンディエゴ生活3年目の現在は、短大2年生で、グラフィックデザインを専攻中。また、大学編入を目指し勉強の日々が続く。

 

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