これは必須！韓国留学・韓国旅行で得する交通カード

韓国への訪れたことがある人にはお馴染みですが、これから韓国へ旅行する人や留学を考えている人におススメの交通カードをご紹介します。韓国ではキャッシュレス化が進み、広く浸透しています。地下鉄やバスの交通網がしっかり整備されていて、交通機関利用が楽な韓国では、利用しない手はありません！いくつか種類のある交通カードは自分の目的に合ったものを選ぶことができます。以下のような種類があり、使用する期間や鉄道、地域によって変わります。

T-money

2004年からソウル特別市で運用されている交通系ICカードです。日本のSuicaやPASMOと似ています。メインはソウル特別市内の区間を走る地下鉄利用のためのカードですが、使えるサービスが拡大し、地下鉄以外にもバスやタクシー利用の際の精算にも使うことができます。カードを使うと割引料金が適応されるので、交通費を節約できるという魅力があります。韓国で生活している人はもちろん、一時滞在の外国人や留学生を使うことができる便利なカードです。

韓国旅行や留学にもぴったりの通常のT-money交通カード。これ1枚でソウル市内やその他の主要な地域や地下鉄、バス、タクシー移動はもちろんコンビニでもお買い物ができます。

T-money

【購入場所】駅の窓口や券売機、コンビニ、提携の販売店など

【金額】2,500～ウォン（カード本体）

【チャージ】1,000ウォン単位（上限50万ウォン）駅の券売機やコンビニでチャージができます。

※カード本体はクレジットカードで購入できますが、チャージは基本的に現金のみです。

【割引】T-moneyカードは年齢によって区分が設けられています。この区分によって割引率が違います。交通機関によって割引率は変わります。

地下鉄の場合

※青少年、子どもの区分には事前にサイトから生年月日の登録が必要。

乗換割引

T-moneyカードにはさらにお得になる「乗換割引」があります。地下鉄からバスに乗り換える際、割引になります。乗換の時間は30分以内、1日4回までとちょっとしたルールがありますが、コンパクトで動きやすい韓国で活動するのに最適な割引です。

早朝割引

さまざまな割引のサービスがあるT-moneyカードですが、なんと早朝の時間帯に割引が受けられます。始発からAM6:30の間の利用は20％の割引になるので、早いうちから行動するとお得です。

【有効期限】無期限なので、韓国に再度訪問する時は前回購入のカードが使えます。

【カードを使ってできること】

・地下鉄、バス、タクシーの運賃の支払
・コインロッカー
・レンタサイクル
・T-moneyの加盟店のコンビニ
・T-moneyのコスメショップ

カードの種類が豊富なT-moneyカード。通常のカードは2,500ウォンで購入することができますが、最近ではキャラクターやK-POPアイドルとのコラボカードの種類も豊富です。
ポケモンやラインフレンズ、カカオフレンズなどのキャラクターがかわいいカードはお土産にもなりそう。K-POPアイドルのものは特に人気で応援しているアイドルのカードを持てば韓国滞在がもっと楽しいものになりますね！キャラクターやアイドルのT-moneyカードは4,000～6,000ウォンと少し高くなります。

カスタマイズで自分のスマホのデータからオリジナルのカードを作ることができる機械が登場し、作成に行列ができることもあるようです！ストラップやキーホルダー型になっているタイプもあるので、選ぶのに時間がかかってしまいそうですね。事前にどんな種類があるのかチェックしてしておくのもおススメです。

T-moneyカードが利用できる交通機関

ソウル首都圏の地下鉄はもちろん、以下の交通機関（地下鉄、バス、タクシー）の利用もできます。

外国人向け交通カード「KOREA TOURカード」

このカードは、T-moneyカードに観光客向けのサービスが付いた、お得なカードです。機能はT-moneyカードと同じなので、チャージをして使います。それ以外にも美術館やロッテワールドなど主要な観光地で特典を受けることができます。空港や機内でも購入することができますが、4,000ウォンと通常のT-moneyカードに比べると高い金額になります。また、釜山広域市、慶尚南道、全羅南道方面で使える「南海岸KOREA TOURカード」も。こちらは「KOREA TOURカード」の特典もついているので、ソウル以外も足を延ばして観光する人におススメです。

KOREA TOURカード

定期乗車券

定期乗車券(1ヶ月)

韓国留学を考えている人でソウル市内の移動が多い人にはおススメの定期乗車券。日本では定期券と言えば、決まった区間のみ適応されますが、韓国では違います。T-moneyカードの様に、地下鉄内を自由に乗り降りすることができます。ただし、ソウル市内でのみ使うことができ、チャージは55,000ウォンからとなっています。そして、30日間で60回まで使うことができるという定期券です。家から学校までだけではなく、別の場所でショッピングをしたり、グルメを楽しみに行きたい時には便利ですね。運賃と日数によってはお得でない場合もあります。30日間の間で55,000ウォンを下回るようなら通常のT-moneyカードが良いかもしれません。しっかり確認してお得に留学生活を送りましょう。

【購入場所】駅の窓口。券売機では購入できません。

【金額】2,500～ウォン（カード本体）

【チャージ】55,000ウォン～

【有効期間・回数】30日間で60回まで

【利用できる区間】ソウル地下鉄1～9号線、空港鉄道、京畿中央・盆唐線の一部（新盆唐線は不可）

定期乗車券（距離比例型）

こちらの定期券は、ソウル市内、広域市鉄道、首都圏鉄道の全区間で利用することができるので、ソウル市外に住んでいる、学校がソウル市外などの場合に便利です。距離ごとに14種類の定期区分があります。

【購入場所】駅の窓口。券売機では購入できません。

【金額】2,500～ウォン（カード本体）

【区分】55,000ウォンから14種類

1回用交通カード

T-moneyカードを利用しない場合は「1回用交通カード」を購入する必要があります。

このカードは、日本でいう切符のようなものです。日本と違う所は、購入時に行き先までの運賃に保証金を加えた額を支払う点です。保証金と言っても500ウォンと少額で、下車駅で返却の際に戻ってきます。観光や留学で公共交通機関を利用する場合はほとんどが先ほどのプリペイド式のT-moneyカードがほとんどですが、こういった交通カードもあります。

cash bee

cash beeはロッテが発行する電子マネーカードです。T-moneyカードのように公共交通機関で利用することができます。ロッテの免税店や関連施設で割引が使えるのが嬉しいです園。免税店ではショッピングの特典としてcash beeカードのプレゼントがあることも！以前までは釜山を中心とした地下鉄の利用のみでしたが、現在ではソウル市内でもりようできるようになっているようです。
T-moneyカードの同じように利用できる公共交通機関やタクシーなどが多いですが、使えない場合もあるので事前に確認しておくと安心です。（慶尚南道河東、陜川、咸陽、居昌、昌寧、固城、三清、南海地域では使用できないので注意が必要です。）

cash bee

私鉄などがなく、国が運営する公共交通機関が多い韓国では、交通費が安いので、生活するのも、観光するのもコストが削減できるのは嬉しいですね。日本に比べて安い交通費が割引によってさらに安くなるのは現地に住んでいる人にもありがたいですね。観光も留学もなるべく節約できれば楽ですよね。さまざまな特典があるこれらの交通カードを駆使して韓国の滞在をもっと楽しくしませんか？！