世界のダンス【フィリピン編】「Tinikling」(ティニクリン)

公開:2024-07-16 更新:2024/07/16

Presidio of Monterey: DLIFLC & USAG

 

世界には数々のダンスがあり、それが世界へ広まったというダンスもまた、数多くあります。 そんな世界のダンスを発祥の国ごとにご紹介します。  

 

今回はフィリピンの代表的な伝統舞踊のご紹介です。 そのダンスはバンブーダンスと言い、日本でもよく知られているのではないでしょうか。 お米を収穫するときに踊っていたと言われています。 バンブーダンスはフィリピン語で「Tinikling」(ティニクリン)といい、フィリピンに生息するティクリンという名前の足の長い鳥の動きを表現したものです。

 

まず2本の竹の棒を使います。 2本の棒を寝かせ、両端に一人ずつ座り両端を持ち、竹を開いたり閉じたりして3拍子のリズムにのって竹を打ち合わせます。 その間を踊り手がステップをふみ踊ります。 プロの方々は2本を4本にして巧みに踊ります。

 

リズムが速くなりリズミカルに踊る姿はティクリンが草の間を跳んだり、農夫が仕掛けた竹の罠を避けて跳んだりする姿を表現しています。 踊り手が5・6人になると全員の息がピッタリ合い、竹の打ち合う音と曲がマッチし大変キレイな素晴らしい踊りになっています。  

 

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