オーストラリアの大都市シドニーでビーチライフを満喫～Watsons Bay～

オーストラリアの大商業都市としてメルボルンと共に名前が挙がるのが『シドニー』。シドニーの有名な観光地といえば、2000年のシドニーオリンピックで脚光を浴びたオペラハウスや、湾を挟んでオペラハウスの反対側に架かる大橋ハーバーブリッジなどが思い浮かぶでしょう。

しかし、シドニーの魅力はこれだけではありません。 シドニーの最大の魅力、それは「ビーチの数」と「ビーチまでふらっと行ける交通機関の利便性」。シドニーという1つの都市だけでも大小合わせて優に100ヵ所を超えるほどのビーチが存在しているそう。筆者も夏になると必ず毎週末はその日の気分に合わせて遊びに行くビーチを決めています。そんな数多くのビーチが存在する中でもとっておきの、小旅行気分を味わいたい人におすすめのビーチ『Watsons Bay』をご紹介していきたいと思います。

Watsons Bayへ行ってみよう

シドニー市内の北部に位置するフェリーの発着場『Circular Quay（サーキュラーキー）』からフェリーに乗って行くのが一番便利なWatsons Bayへの行き方。２階建ての小型フェリーに乗り込みます。

所要時間はわずか20分！比較的穏やかな航路を走るため、フェリーの揺れが心配な方でも安心して乗っていることができます。

Watsons Bayの楽しみ方① 海水浴やクルージング

到着してまず目に留まるのが海水浴を楽しむ人々の間近で浮かぶヨットやクルーザー。休日には家族や友人と自家用ヨットやクルーザーの上でゆったりとした時間を過ごす人がここWatsons Bayでは多く見られます。

発着場を挟んだ向こう側の海はもう少し広く、ヨットも沖の方に留まっているので安心して海水浴を楽しむことができます。

Watsons Bayの楽しみ方② 美味しい食事

Watsons Bayのもう1つの楽しみは食にあり！！シドニーのフィッシュマーケットにもある有名シーフードレストラン『Doyle‘s』の本店はここWatsons Bayにあるのですが、実は1885年にできたオーストラリア最初のシーフードレストランと言われているのです。優雅なひと時を過ごしたい方は『Doyles on the Beach』へ。こちらはレストランなので美味しいワインの飲みながらゆったりと豊富な種類のシーフードが乗ったプラッターなどを楽しむことができます。

もう少し手軽にシーフードを楽しみたい方は『Doyles on the Wharf』へ。テイクアウェイショップなので店頭で注文をしてお会計を済ませたら後は受け取るだけ。ビーチで食べるのも良し、お店横のテーブルで食べるのも良し。できたてのフィッシュ＆チップスをリーズナブルなお値段で堪能することができます。

さいごに

Watsons Bayはビーチの他にも、第二次世界大戦で使用された大砲台や、可愛いデザインの灯台などを道中で見ることができる全長約1kmの遊歩道があるので、ビーチだけではなく湾一体が観光地として人気を集めています。そのため休日でもビーチがあまり混み合うことはありません。

ふらっとビーチに出かけられるのがオーストラリアの最大の魅力。日本では少ない白砂のビーチ、綺麗に透き通った海をどのビーチでも楽しむことができるなんて、日本で生まれ育った私たちにとってはとても贅沢なことに感じられますよね。シドニーには他にも大きくて有名なビーチはたくさんありますが、ビーチで静かでゆったりとした時間を過ごしたい方は是非一度Watsons Bayに訪れてみて下さい。皆さんにとって一度訪れたら何回でも訪れたくなるようなビーチになること間違いありません。

記事協力：留学のワールドアベニュー