公開:2019-04-10 更新:2019/04/10
シドニーでも桜を見ることができる
4月といえばお花見。お花見といえば4月。どこかで習ったわけではないけれど、日本人の中にはこのような通説が成り立っているのではないでしょうか。さらにお花見といえば日本の国花である『桜』や、古くから和歌・川柳などにも使用され愛されている『梅』といった花を思い浮かべる人も少なくないでしょう。日本固有の季節行事であるお花見。海外で生活する日本人にとって毎年4月になったらお花見が恋しくなるはず。
ただ、皆さんの中に『桜や梅の花は日本でしか見られない』と思っている方はいらっしゃいますか?いたとしたら、それは間違いです!実はここオーストラリアのシドニーでは春の陽気が漂う8月に毎年『桜祭り』が行われているのです!今年は8月18日~8月27日(朝9時~夕方5時)に開催される予定なので、予習も兼ねて一体どのようなイベントなのかについてご紹介していきたいと思います。
『シドニー桜祭り』は、シドニー西部のAuburn(オーバーン)という地域にある『Auburn Botanic Garden』という大きな庭園で毎年8月の中旬~下旬の2週間弱にかけて開催されています。
Auburn Botanic Gardenの入り口
Auburn Botanic Gardenは1977年に設立された地市議会が管理する庭園で、面積は東京ドーム2個分と同じくらいという大きさを誇ります。庭園内は様々なテーマによってエリアが分かれており、例えばオーストラリアの植物を管理しているエリアではたくさんの緑の中から降り注ぐ暖かな太陽とのコントラストがとても絶妙で、自分も植物のように光合成ができてしまうのでと思わず錯覚してしまいます。
日本庭園をモチーフにしたJapanese Garden 入り口
日本庭園をモチーフにしたJapanese Garden 中庭
なかでも日本庭園をモチーフにした『Japanese Garden』は特に人気を集めていて、京都の『禅』にインスパイアされて設計されたセクションは京都に行ったことのある日本人であっても思わず感激してしまうはず。桜祭りはこの日本庭園のエリアを広く使って行われます。
桜祭りの様子
開催期間が短く、どの人も天気が良い日を狙ってくるため週末は特に混雑が予想されるでしょう。私が去年行った時も人が多すぎて、人が写らないように花の写真を撮ることにすごく苦労しました。なので、ゆっくりお花見を楽しみたい方は平日に行くことをおすすめします。
咲き始めの桜庭園内にある池
シドニーでも満開な桜が見れる
海外で咲く桜や梅の花だと侮ることなかれ。オーストラリアの眩しい太陽をたくさん浴びているため、日本でもなかなか見ることができないほどの満開な桜を見ることだってできちゃいます。
最寄り駅Auburn行きのバス
*最寄り駅:Auburn(CentralからParramatta / Black town方面の電車で25分ほど) ※Botanic GardenとAuburn駅は徒歩で40分かかる距離程離れています。そのため、電車でAuburn駅まで向かい、駅からBotanic Gardenまではバスなどを利用して向かうことをおすすめします。
*桜まつり開催中は無料のシャトルバスが9時~16時30分の間に15分間隔で往復運行されているため、駅からの交通手段も確保されている。(運行が停止される期間などあり。) ※シャトルバスは高い頻度で運行しているように思えるが、それ以上に利用客が多いためバス2台分待つことになったり、週末であれば待っている時間>徒歩での所要時間ともなり得る。
桜まつりの入場料、その他イベント
*入場料:$5 ※今年はまだ発表されていませんが、去年(2016年)は着物を着て来場すると無料で入場できるという条件があったため、国籍問わずたくさんの方々が着物を着てお花見を楽しんでいました。桜も然ることながら、カラフルな着物をすごく綺麗でどこか日本にいるような雰囲気を味わうこともできました。
*庭園内では日本の人気映画の上映や、盆栽ワークショップ、日本食の屋台などが目白押し!!
今年の桜まつりでは去年日本で爆発的にヒットした『君の名は』が8/18(金)、8/25(金)の5.30 pm – 9.30pmに上映されるそうです!($15+$1.68の予約料金がかかる。また当日券はない。)その他にも日本食を作る実演コーナーや相撲などが特設ステージで行われるため、子供からお年寄りまで楽しめること間違いなし。
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